フィリピン人には食物アレルギーを持つ子がいない!?

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先日、職場のフィリピン人の先生がこんなことを言っていました。

『日本人って本当にアレルギーの子が多いよね!』

え!?そうかな~?と返した私ですが…
(確かに年々増えているような気もしますが。)

その先に言われた言葉にもっと衝撃を受けました。

『フィリピン人にアレルギーを持ってる人なんていないよ!』

…えー!?本当!?

信じられません…

その先生言わく、フィリピンでは食事を分け与えるのが普通のことだそう。

食べ物を持っている子は持っていない子に分ける。それが礼儀でありマナーなので、学校の先生も、“食べ物はシェアするように”と教えるそうです。

また、日本はキレイすぎる!とも言っていました。

“フィリピンの食べ物は日本のものに比べると、色んな箘が入っているから体が強くなる。”

だからアレルギーの子なんていない!というのがその先生の持論です。

他のフィリピン人の先生も、その通り!とうなずいていました。

う~ん、文化的な背景などを考えるとわかる気もします。

また、“日本はキレイすぎる!”という点に関してはとっても共感できました。

昨今、気にしすぎなくらい、清潔、除菌というような言葉が多い気がします。

確かに清潔に過ごすことは大切ですが、あまりにもやり過ぎてしまうと、免疫力がつかずに、病気になりやすくなってしまうこともあります。

箘を持つことで、箘に対抗する(負けない)体が出来上がるのです。

なんでも、やりすぎは良くないですね。

と、いうわけで今回は子どものアレルギー事情に迫っていきたいと思います!

またしばらくお付きあい下さいませ(*^^*)

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム . 食育 2015.03.20

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