おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳”と”ココロ力”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、海外から帰国されという、こんな方と出会いました。
「うちの子は英語が話せます。だから日本人と一緒に学ぶのは(クラスの中に日本人がいるのも)イヤなんです。」
この発言を聞いて、「あ、これはグローバル脳は育ちにくいな」と感じました。
私がなぜ、グローバル脳が育ちにくいだろうと感じたのか?
それは、その方にグローバル脳が育ちにくい3つの特徴があったからです。
英語にばかり固執してしまうのは、グローバルとはいえません。
度々お伝えしているように、英語=グローバルではないからです。
もちろん、英語は話せないよりは話せたほうがいい。
けれど、”英語が話せればAll OK!”というのは危険な考え。
将来の子どもにとっても良い方向へはいかないでしょう。
確かに、今の日本人は、英語力に関しては諸外国に比べて弱いかもしれません。
しかし、日本人だからこそ海外で誇れる面もたくさんあるのは、みなさんご存知ですよね。
そして、日本人としての軸をしっかり持っている人が、世界でグローバルに活躍できるということも。
日本人にも関わらず、日本人と学ぶことを拒否する。
それは、自分の子どもの軸をしっかり作ってあげられないことにも繋がりますし、人種差別にも繋がります。
世界にはたくさんの人種の人たちがいて、ともに学んでいます。
そして、言わずもがな、様々な英語を使っています。
それを、ある特定の人がいるところでは学びたくないといっているのは差別と同じこと。
ココロ脳がしっかり育っていない人がやることです。
(今は海外のインターナショナルスクールにも日本人はたくさんいますよ。)
たとえこの先、また海外へ住むことがあっても、現地の人たちを尊敬し、その国の文化や習慣を受け入れるのは、最低限のマナーです。
確かに、海外から帰国して英語力をキープさせたいというのはわかります。
しかし、”日本人と学びたくない”という考えが、幼児期の子どもにあるとは思えません。
”自分の子は英語でしか学ばせたくない、日本人がいないところに通わせたい”
それって完全に、親の見栄とエゴです。
子どもの人生は子どものもの。
親の見栄とエゴのために、子どもは存在しているのではありません。
その見栄とエゴが、子どもをつぶしてしまうことも忘れてはいけません。
いかがでしたか?
上記3点の特徴を持つ方は、本人だけではなく、子どもにもグローバル脳が育ちにくい環境を、自らつくっているのです。
そして、このような特徴を持つ方こそ、世界の多様性が見えていないのだと言わざるを得ません。
『これから10年、20年先の未来を生きる子どもたちに本当に必要なものはなんなのか?』
多くの情報や安易な考えに流されることなく、しっかり将来の子どもの姿を見据えた子育て(=軸のある子育て)ができるよう、せかいくでは親たちにも教育という名のアドバイスをしています。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.04.21