また、子ども部屋はどうしていますか?
お子さんが小さくても、将来の子ども部屋のことは考えて家を検討する方が多いかと思います。
しかし、間取りによってはお子さんの性格などに影響を与える間取りがあるのです!
目次
最初は、一般的に子どもに最適だと言われている間取りのご紹介です。
1.リビングに収納スペースを置く
2.自然と会話ができるオープンキッチン
3.和室を作る
4.なるべく日当たりの良い場所を
この4つが、一般的には良いと言われています。
特に、”和室を作る”という点は、とても良いと感じています。
上記の「子どもに最適な4つのPoint」とは反対に、”日本の間取り・子ども部屋が狂気を生んでいる”という専門家もいます。
なぜなら、日本の子どもの部屋は日本人が海外からもちこみ、日本流の解釈を加えたもので、その解釈が間違っているというのです。
では何が間違っているのかというと・・・”子ども部屋の定義・ポリシーがあるかないか”です。
子ども部屋というと、どのようなイメージがありますでしょうか?
勉強机があって、ベッドがあって、鍵がかけられて、大きくなるにつれテレビやパソコンなどが増えて・・・などというイメージが多いのではないでしょうか?
また、それらがあることが普通になっていませんか?
しかし、本当にこれらは子どもに必要なものなのでしょうか?
その他にも、夫婦の寝室を削っても子ども部屋のスペースを確保する、南向きの部屋にするなど、これらのことが、
家族をバラバラにし、知らぬうちに子どもの孤独を育て、引きこもりや狂気を育てる原因に繋がるという専門家がいます。
なぜ子ども部屋が必要なのか?どのような空間にするか?夫婦で話し合っていますか?
日本でも、子どものためのスペースをつくるのは、欧米の暮らしから影響を受けたことが要因の1つにあると思います。
欧米では、早い段階から親とは別の部屋で寝るようにしつけられ、子どもの自立を促します。
昔の日本では、子どもに個室を与える習慣はありませんでしたが、欧米式生活スタイルの導入と学歴社会化で部屋を与えるようになったと言われています。
それがいつしか、子ども部屋をつくるのが親の責務とみられるようになったのです。
しかし、アメリカやヨーロツパの子ども部屋は日本と違い、テレビやパソコンを置くことはなく、勉強机さえリビングにある家庭もあります。
子ども部屋は”あくまでも寝るための空間”で、”勉強や1人で遊ぶための部屋ではない”のです。
いかがでしたか?
またまた、まとまりのない記事になってしまいましたが、子どもが家族とのコミュニケーションをきちんととれる間取りにすることが大切なのです。
”子どものために”とすべて揃えた部屋が、子どもを孤独にしてしまうかもしれません。
ベッドに入るまでは、家族と共にリビングにいて、本を読んだり、テレビを見て過ごす。
常に家族が1つになれる間取り、家づくりを心掛けたいですね(*^-^*)
Category キッズスペースプランニング . 専門家コラム 2015.09.11