おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、アメリカとドイツでの生活を経験した素敵な女性を知りあうことが出来ました!
その方は、小学校5年生と1年生の2人のお子さんを持つお母さま。
旦那さんの仕事の都合でアメリカ、ドイツのインターナショナルスクールへお子さんを通わせていたというAさんに、アメリカとドイツの教育についてインタビューしてきました!
目次
せかいく(以下せ):「こんにちは!今日はよろしくお願い致します。」
Aさん:「こちらこそ、よろしくお願い致します。」
せ:「早速ですが、Aさんはお子さんをアメリカとドイツのインターナショナルスクールに通わせていたそうですが、教育に違いはありますか?」
Aさん:「私が個人的に好きなのはドイツでしたね。本当に様々な国の人たちがいて刺激になりましたし、ドイツの方が、教育が進んでいるのです!」
せ:「そうなのですね!具体的にどんなところが進んでいると感じたのでしょうか?」
Aさん:「例えば算数。アメリカとドイツでは同じ学年でもやっている内容が、ドイツの方が高度なんです。どの教科もそんな感じなので、ドイツの教育って進んでるんだなと感じました。
それから保護者が学校のボランティア活動に熱心ですね。働き口がないっていうのもあるかと思いますが(笑)」
せ:「なるほど~!アメリカとドイツ間でも、教育の差があるのですね。全体的に、ヨーロッパの教育の方が進んでいるのでしょうか?」
Aさん:「もちろん、通う学校にもよると思いますが、全体的にはヨーロッパの方が進んでいるように感じました。」
せ:「今現在は日本の小学校にお子さんを通わせているそうですが、日本の教育はどのように感じますか?」
Aさん:「子どもたちは今回が日本に帰ってきたのが初めてなので、戸惑うことも多いみたいです。
おやつの時間がないからお腹がすく、パソコンの授業もつまらないと言っています(笑)。
向こうでは、子どももレポートの提出などにWord,Excel,Power pointなどを使うのが当たり前で、プログラミングも授業で普通に行ったりするので。」
せ:「へー!小学生からパソコンを使っての書類提出が当たり前とは・・・!日本はまだまだですね。」
Aさん:「それから、英語の授業についてもこんなことを言っていました。
ある日、先生が「アイ ウェント トゥ ザ ビッチ」と言ったそうです。本当は「I went to the beach.」なのでしょうけど・・・
それを聞いた子どもが、「これじゃあ英語が話せるようになるわけないよね」と一言。苦笑いしてしまいました。」
せ:「それは・・・確かに(苦笑)。日本の英語教育はまだまだ課題が残っているというわけですね」
せ:「向こうでは日本の現地校に通わせようとは思わなかったのでしょうか?」
Aさん:「それも考えてはいたのですが、向こうの現地校はいわゆる、ママ同士の問題がすごくて・・・
ドラマであるようなマウンティングやイザコザが本当にすごいので、通わせないことにしたんです。」
せ:「そ、そうなのですね・・・!海外へ行ってもそんなことがあるとは・・・!」
Aさん:「市民権がないので、働けないということも影響しているのだとは思います。だからこそ、学校や子どものことにしか力を注げるところがないんだと思います。
けれど、同じ状況でも様々な国の人たちが集まっているインターナショナルスクールではボランティア活動は積極的なものの、日本のようなママ同士のイザコザはないですね。
みんないい人たちばっかりで、私も楽しい学校生活を送ることが出来ました。」
せ:「海外へ行ってもそんなことをやっているなんて、悲しいですね。」
Aさん:「本当にそうです。」
せ:「Aさん今日はありがとうございました!」
Aさん:「こちらこそ、ありがとうございました!」
今回、Aさんにインタビューさせていただいて、もちろん、Aさん個人の意見もありますが、ヨーロッパとアメリカ、日本の教育の違い・差について伺うことができ、とても勉強になりました。
そして、海外へいってもドラマのようなママ同士のイザコザを繰り広げているという事実があるということには、驚かざるをえませんでした!
やはり、親自身もグローバル思考へと移行しなくてはいけません。
英語が出来ることだけが、グローバルなのではありません。
親自身が、たくさんの経験の中で揉まれて、多様な価値観を受け入れる心の器をしっかりもっていてくださいね!
決して”井の中の蛙”にならないように!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category インターナショナルスクールの選び方 . 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.04.25