皆さんは「ふりかけ」はお好きですか?
のりたま、しゃけ、おかか、めんたいこ・・・中にはすきやきや納豆など、実に様々な味がありますよね。
私もふりかけは大好き!ふりかけが苦手・・・という人にはこれまで出会ったことがありません。
そんな日本ならではのふりかけは、実はどの国の人にも受け入れられているのです!
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英語では様々な表記があるようですが、一番多いのが「rice seasoning(ライスシーズニング)」。
しかし、アルファベット表記で「furikake」と表記されることもあるほど、有名(!?)なのです。
これまで、どのネイティブの先生と話しても、「ふりかけっておいしいよね~」と盛り上がったふりかけ。
そんなふりかけは、外国人の子どもにも大盛況!
以前のブログでも書きましたが、スウェーデン人のお子さんをお預かりした時、日本食、特に(外国人にとっては)味のないご飯(お米)を受け入れられない子がいました。
その子はおかずは食べれても、ご飯だけはどーしても食べられませんでした。
そこで、ふりかけをかけてみると・・・
なんともいえない、目覚めたような!?表情で完食することが出来たのです!
それ以降、昼食の時間がネックだったその子も、毎日楽しみながら食べることができました(*^_^*)
ふりかけパワーさまさまです!
みんなに人気のふりかけ、その起源は大正時代。
大正時代から昭和初期にかけて、美味滋養を目的として数ヶ所で考案されたといわれています。
全国ふりかけ協会というところでは、熊本県で売り出された「御飯の友」という商品を、”ふりかけの元祖”として認定しているのだそうです。
これは、小魚を、尻尾も内臓も粉砕して、一種の栄養補助食品としたことで軍隊でも重宝されたそうです。
ふりかけが現在のように主に子どものための(?)食べ物になったのは、戦後しばらくしてからのことだそうです。
単に味付けのためではなく、栄養も考えられていたのですね!
美味しくて栄養もとれるなんて、すばらしいですね!
いかがでしたか?
段何気なく食べているふりかけの魅力を再確認していただけたでしょうか?
実は、先日のTVで、「ハワイの人はポップコーンにもかけるくらい、ふりかけが好き」ということを知って、この記事を書いてみたくなりました。
日本ではご飯にかけるのが一般的ですが、ハワイではポップコーンだけではなく、サラダにお肉など、実に様々なものに調味料として使用していました。
確かに、様々な味があるふりかけは、調味料として使うにはもってこいなのかもしれませんね。
日本のふりかけが、海外で独自の変化を遂げて愛されているなんて、とても嬉しいことですよね。
どの国の人に聞いても「おいしい」と言われ、国によっては様々な使われ方をしている”ふりかけ”。
まさに、世界に誇れるものですよね(*^_^*)
今日からまた違って目線でふりかけを見つめなおしてみてはいかがでしょうか!?