世界×教育で、子育て・教育迷子から救い、あなたの目指す子どもとのHappy Lifeをプロデュースする、教育迷子のコンサルタント、Masamiです。
『10年後の仕事図鑑』という本をご存知ですか?
落合陽一さんと堀江貴文さんの共著なのですが、これがまた面白い!
子育て、教育をする上でも参考になる考え方がたくさんあるのです。
目次
子どもの教育を考えたとき、
「10年後、20年後はこんな未来がくるからそれに備えて今から○○を身に付けさせてあげなくちゃ」
という想い、ありませんか?
例えば英語。
例えばプログラミング。
けれどこの本では、
「未来のことは考えても無駄だから考える必要はない。」
と言います。
「僕は未来のことを考えるのが嫌いだ。
未来を想像したところで、その通りに実現することなんてありえない。
未来を想像して怯えるなんて暇人のやることだし、今を懸命に生きることが大事だと思っている。」
とは堀江さんの言葉。
確かに、10年後、20年後のことはもちろん、1年後だってどうなっているか正確に分かる術を私達は持ち合わせていません。
それを考えると、今を懸命に生きること、今を大事にすることは理にかなっているといえます。
そしてそれは、今の”早期教育熱”にも当てはまることなのです。
早期教育熱が高まっているのは、「未来の子どもになるべく苦労させないために、今頑張らせる」という考えが1つの要因になっています。
例えば受験。
慶應義塾幼稚舎に今入っておけば、大学受験の時に苦労しなくても済む
と考えているから慶應義塾幼稚舎を受けさせたい。
例えばインターナショナルスクールへの入学。
乳幼児期のうちから英語を身に付けさせてあげれば、英語の勉強に苦労しなくて済む
と思うから、入学させたい。
もちろん、この想いが悪いわけではありません。子どもにはなるべく苦労してほしくないという親心はよく分かります。
しかし、この”未来の子どもへの先行投資”が行き過ぎてしまって、”今目の前にいる子どもには負担でしかない”という現状が昨今、実に多く見られています。
未来にしか目を向けていないと、今、目の前の子どもにとって必要な学ぶべきことを学ぶチャンスを逃してしまう危険があるのです。
せかいくでは常々、「未来の子どもの姿から逆算して・・・」ということをお伝えしていますが、要は未来と今のバランスが大事なのです。
乳幼児期は人間としての土台を育てる大事な時期。
・人を敬う気持ち
・マナー
・好奇心
など、今しっかり学ばせてあげることもたくさんあるのです。
未来の子どもと今目の前にいる子ども。
どちらにもいつまでも笑っていてほしい、幸せでいてほしいから、未来と今をバランスよく考えた子育て・教育をしてみてくださいね。
子ども&あなたの可能性は無限大!
※未来と今のバランス、きちんと取れているかどうか分からない!バランスをとれる考え方をするには?