子どもの3つのスキルを育てる”砂遊び”を知らない時代が到来!? 砂場絶滅危機!!

Spread the love

おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

あなたは子どもの頃、砂遊びをしましたか?

私は子どもの頃はもちろん、幼稚園で働いていた時にも子どもと本気になって遊んでいました(笑)

砂遊びは子どもにとって重要な3つのスキルを育ててくれる大切な遊びの1つ!

その砂遊びが絶滅危機に・・・!?

Sponsored Link

砂遊びが育てる3つのスキル。

DSC00898

その1. イマジネーション力・アイディア力

砂には、当然ですが決まった形はありません。

山を作るのか、お団子を作るのか、ケーキを作るのか、お城を作るのか・・・

何もないところから、自分でイマジネーションを駆使して遊びを展開させていく必要があります。

砂遊びは、正解や見本のない遊び。

だからこそ、それをたくさん経験していくと、グローバル社会の中でも活かすことのできる、無限の想像力や誰にも負けないアイディア力が養われるのです。

その2. 自ら学び続ける姿勢

砂遊びはサイエンスでもあります。

おだんご1つ作るのにも、子どもたちは自然と実験・考察・研究ということを繰り返し行っています。

過去記事:「たかがおだんご、されどおだんご~おだんご作りが子どもに与える4つの成長~」

(砂)山を作り、トンネルを通し、山のそばに川やダムをつくるのにも、

・どうやったら山を崩さずにトンネルを通すことができるのか?

・うまく川(水)が流れるようにするには?

などということを考えながら、こうでもない、ああでもないと一心に研究しているのです。

目の前にある事柄を、一心に研究するということは、自ら学んでいく姿勢を身に付けることができるということ。

どんな環境に置かれても、そこから学びとることの出来る力を、砂遊びを通して身に付けることが出来るのです。

その3. 集中力

砂遊びは、何もない状態からつくりだす遊びのため、イマジネーション力が広がり、遊びが継続的に発展していくものです。

そして、自然と友だちと協力することを学ぶのはもちろん、コミュニケーション力も高めることができるものでもあります。

遊びに区切り(見本があるものはその通りに出来上がったら遊びが終わってしまう。)がなく、それぞれのイマジネーションを爆発させながら遊ぶことが出来る・・・

=集中して遊ぶことができるのです。

「砂遊びを始めると、なかなか帰ろうとしない!」

というご相談を受けたことがありますが、それはつまり、それだけ集中力を高める(身に付ける)ことが出来るのが砂遊びだということです。

(園でも2時間以上ずっと砂遊びをしている子は珍しくありません。)

最近ではテレビの影響もあり、”CMを挟むまでの15分しか集中力が持たない”という子も増えてきているそうですが、集中力を高めるのには、持ってこいの遊びなのです。

砂場絶滅危機!?

yjimagemz82oa7s

そんな子どもにとって重要なことを学ばせてくれる砂遊びですが、最近、砂遊びをする子がどんどん減ってきています。

それは、犬やネコの糞尿などにより衛生面への心配、管理の難しさから、公園の砂場が減ってきているからです。

そんな背景があるからか、家でも砂遊びが楽しめるような”お砂セット”もありますが、やはり、体全体を使って砂遊びを楽しめることこそが、これら3つのスキルを育て、子どもたちのグローバル脳とココロ脳を育てるのです。

将来、「砂遊びなんて知らない、昔の遊びだ」なんていう時代がこないよう、また、子どもが大いに成長出来る機会を奪わないためにも、私たち大人がマナーを守り、しっかりした環境をつくっていくことが大切です。

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
Translate »