たかがおだんご、されどおだんご~おだんご作りが子どもに与える4つの成長~

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天気もようやく回復し、外で遊ぶにはもってこいの季節になりましたね。

外遊びで体を動かすのも勿論ですが、それ以外でもぜひやってほしいことが…

それは、砂遊びです!

特におだんご作り。

みなさんは、ぴっかぴかのおだんごを見たことがありますか?

おだんごはしっかりと作り込むと、割れない、ぴかぴかのおだんごになるのです!

こんな風に↓

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そんなこと、特に大切でも何でもないと思いますか?でも実は、おだんご作りは子どもの成長に重要な4つのことが学べるのです!

それは何かというと…

1.継続力

ぴかぴかのおだんごにするためには、ある程度の日数が必要です。作っては乾燥させ、作っては乾燥させ…の繰り返しだからです。完成には何日も要しますので、継続力が身に付きます。

2.忍耐力

上記のように、日数を必要とする「ぴかぴかおだんご作り」。その途中で、壊れてしまうこともあります。それに負けずに作り続けることで、忍耐力が付きます。

3.考察力・工夫する力

完成には様々な要素が必要です。おだんご作りに適した砂がどこにあるのか、水はどれくらいの割合で混ぜるのか、乾燥させるのに適した場所はどこか…など、ある意味化学実験と同じです。

子どもたちは誰に教えてもらうことなく、自分達で実験を繰り返し、自然に考察してぴかぴかのおだんごを作るのです。

4.手先の感覚

3.で述べたように、子どもたちは自然に実験を繰り返しています。しかし、それは当然データなどはありませんので、自分の手の感覚が頼りです。また、強く握ったり、乱暴に扱ったりすると、すぐに壊れてしまうことも知っています。丁寧に繊細に扱うことで、手先の感覚も養われていくのです。

おだんご作りが子どもに与える4つの成長、いかがでしたか?

作る過程に学ぶことが多いおだんご作り。

“たかが、おだんご”ではなく、ぜひ、ぴかぴかのおだんご作りに親子で挑戦してみて下さい。

子どもだけではなく、親も、ぴかぴかのおだんごが出来上がった時には感動すること間違いなしですよ(*^^*)

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム . 発達 2015.04.23

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