おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
『3歳児神話』
一度は聞いたことのある言葉かと思います。
「3歳になるまでは、母親は子どものそばにいた方が良い」
という意味の言葉ですが、最近、この言葉に悩まされている方が増えています。
本当に3歳までは母親がそばにいた方が、子どもの発達に良いのでしょうか?
今日は『3歳児神話』に迫ります!
目次
上記でもご紹介したように、3歳児神話とは、
「子どもが3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼす」
という考え方のことです。
この根拠は、以下の3つの観点から成り立っていると言われています。
1. 子どもの成長にとって幼少期が重要である。
2. この大切な時期は生みの母親が養育に専念しなければならない、なぜならお腹を痛めたわが子に対する母の愛情は子どもにとって最善だからである。
3. 母親が就労などの理由で育児に専念しないと、将来子どもの発達に悪い影響を残す場合がある。
みなさんはこの3つを見て、どんな風に感じますか?
3歳児神話、確かに納得できる部分もあります。
子どもは親と一緒にいることで愛情を感じ、脳の発達が促されることも確かです。
しかし、働くことが悪いとは思いません。
親が働かずに子どもと常に一緒にいたとしても、子どもに無関心でコミュニケーションを取ろうとしなければ、3歳まで一緒にいても意味がありません。
逆に、働きながらでも、子どもとの時間を積極的にとるならば、子どもは親の愛情を十分に感じ、健やかに発達していくことでしょう。
しかし、”子育ては保育園まかせ!”と言わんばかりに、朝早くから夜遅くまで子どもを預けていては、発達に影響を及ぼすといっても過言ではありません。
つまり、3歳児神話にこだわるのではなく、『子どもとの時間をいかに作り、どう過ごすか』が一番重要なのです。
子どもとの時間をどのように過ごすかは、各家庭によって様々。
それぞれの状況や思いの中で、子どもとの時間をしっかり確保し、精一杯愛情をかけてあげれば、3歳児神話は関係ないのです。
どんな状況でも、子どもにはしっかりと「愛してる!」を伝えてあげて下さいね!
子どもの可能性は無限大!
※朝日新聞にも『3歳児神話』に関する記事が出ていました。参考にしてみてくださいね。
Category 専門家コラム . 発達 . 親と子のコミュニケーション 2016.11.11