おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
昨日は、子どもが急に発熱した時に、緊急性があるかどうかの判断基準のお話をしました。
→『どうしよう!?子どもの急な発熱!緊急性があるかどうかを見極める方法。』
日本では、子どもが熱を出したり、具合が悪ければ、すぐに医療機関を受診することが出来ますよね。
しかし!保険のない国(=100%負担)では、医療費が高いため、日本ほど頻繁には受診できないということもあります。
また、病院に行っても日本のようにスムーズに診てもらえないことも・・・
今日は保険のない国の1つ、アメリカで、「子どもが発熱したらどのようなことになるのか?」をご紹介します。
目次
アメリカでは、高熱が出ても、3日は様子をみないと、せっかく受診しても薬ももらえないというケースがあるそうです。
受診をするタイミングは、
・高熱3日目
・緑色の鼻水
・中耳炎で耳が痛くなる
などの症状がないといけないのだとか。
中耳炎になる前に受診させたいこちらとしては、なってから受診とはなんともモヤモヤする事態ですね。
日本では、熱が出たときはなるべく温かくして、お風呂も遠慮する傾向にありますよね。
しかし、アメリカでは熱が出たら薄着になり、水風呂か水シャワーに入れろとお医者さんから言われるそうです!
これはなんとも衝撃的・・・
確かに、友人のアメリカ人のお子さんは、熱が出たときはおむつだけしか着ていませんでした。
”熱を発散させるために、薄着になるのが良い”という文化なのですね。
(さすがに寒い時には着せていましたが・・・)
水風呂・水シャワーは39度以上が数時間続いたら入れるように言われるそうです。
さすがに肺炎になりそうなので、実践する勇気は日本人にはなかなかでないと思われます・・・
病院への受診が日本ほど気軽にできるわけではなく、行っても薬ももらえないアメリカ。
例え病院へ行っても、「”カロナール”を薬局で買って飲んでください。」と言われて終わりになることもあるのだとか。
(それでも治療費は100ドルかかる。)
日本では素人判断で薬を買って与えるのはちょっと抵抗がありますが、アメリカでは当たり前のようです。
いかがでしたか?
日本ではびっくりなアメリカの発熱事情。
医療に関しても、国によって様々な文化があるのですね。
小さいお子さんがいる方にとって、その国の医療事情を把握することは外せないもの。
海外に行くときは、現地がどのような医療体制になっているのか、事前に把握してみてくださいね!
子どもの可能性は無限大!