おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、『あなたはわが子の死を願ったことがありますか?』という記事を書きました。
これは、重い障害のある子を育ててきた、佐々さんという方が書いた書籍を紹介した記事でした。
その記事を見て、友人がある動画を紹介してくれました。
また、その友人のお友達の体験も寄せてくれたのです。
今日は友人たちの許可を得て、体験や動画を紹介させていただきたいと思います。
目次
私には障害を持つ、私とおない歳の従兄弟がいます。
母も20年以上ある意味、障害者です。
「障害のある子は愛が大きい」
私はコンステレーションのワークで
これを実感しました。
本当にそうだと思います。
かつては、障害のある家族に、
自分に何ができるのか?と相手を変えることばかりに注目しては、
その思いが時に届いたり、時に空回りしたり、して、ちぐはぐだったわけですが、
コンステレーションで障害のある家族が持つ大きな「愛」を実感してから、
家族が障害という実践方法で表現する「愛」を尊重できるようになりました。
すると、私も、
「(障害のある)今はダメ」という
「判断(ジャッジ)」から離れて、
「愛」とともに家族と向き合えるように
最近なりました。
体験の中に出てくる「コンステレーション」とは、「ファミリー・コンステレーション」のことです。
コンステレーションという言葉は、「星座」をあらわしています。
ワークショップの参加者に家族の代理人を務めてもらい、代理人をワークショップ会場の中央スペースに配置し、その配置された形状が夜空の星座を思わせることから「コンステレーション」という言葉が使われるようになりました。
ワークの仕方は以下の通り。
『ワークショップは通常10人前後から数十人単位のグループで構成され、参加者の一人がクライアントとして自分の問題に働きかける機会を持ちます。
その働きかけるプロセスの介入の加減をはかる人をファシリテーターと呼びます。ファシリテーターにより人数はまちまちですが、ワークショップ1日に働きかけを受けるクライアントの数は4~5名程度。
参加者同士がお互いに、問題を抱えるクライアント本人の代理人や、その家族の代理人として立ち、相互に参加し合い、助け合う形式で行います。
代理人が立つ配置からクライアントの問題の原因を探し出し、それまでと異なる角度からの視点、視野を持つことを可能にし、クライアントが自分一人の努力では困難だった解放、安心、自分の能力を開花させるなどの可能性を広げます。』
ファミリー・コンステレーションは、新しい視点をもたらし、努力では解決できなかったことを可能にする力を自分の中に発見させることができるのです。
Hさんの体験は、コンステレーションのワークに参加した感想、また、ドイツ人セラピストのバート・ヘリンガー氏の動画を見た感想でもあります。
短い動画ですので、ぜひご覧ください。
そして、障害をもつ子やご家族のことを考えるよいきっかけになってくれたらと思います。
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2016.11.07