おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
季節外れの夏日になったり、冬が来たとおもうくらい寒かったりとせわしない今月。
季節の変わり目で体がついていかず、体調を崩しやすい時期ですよね。
さらにやっかいなことに・・・今年の風邪はなかなか治らない!!
熱が下がらず、一週間、二週間と幼稚園を休む子もおり、マイコプラズマ肺炎にかかってしまうことも・・・
今感染拡大中のマイコプラズマ肺炎とはいったいどんなものなのでしょう?
また、大人を悩ますのは扁桃腺炎!今日は親子で気を付けて欲しい2大病をご紹介します。
目次
マイコプラズマ肺炎とは、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することで起こる呼吸器の感染症です。
初期症状は、発熱や全身の倦怠(けんたい)感、頭痛、痰(たん)を伴わない咳などで、一見ただの風邪かな?と思われがち。
しかし、マイコプラズマ肺炎の特徴は、咳が徐々に強くなり、解熱後も3~4週間にわたって続く(長引く)こと。
また、今年は熱がなかなか引かないということも特徴の1つです。
毎年、晩秋から早春にかけての季節の変わり目に、幼稚園生~若い人たちを中心に患者数が増えています。
感染しても多くの人は気管支炎ですみ、軽い症状ですむのですが、中には肺炎となって重症化する方もいます。
今年は特に、肺炎になってしまう子どもたちが多いように感じています。また、子どもから菌をもらってお母さんがマイコプラズマ肺炎にかかってしまうということも。
お子さんの熱がなかなか下がらない、咳が長引いているという時には、マイコプラズマ肺炎を疑ってみましょう。
風邪を引くと腫れてしまう扁桃腺。
扁桃腺が腫れると、のどがいたくて物を飲み込むのがつらいですよね。
その扁桃腺の腫れがひどくなってしまうのが扁桃腺炎。
口の中にいつもいる、「インフルエンザ菌」「溶血連鎖球菌」「肺炎球菌」「黄色ブドウ球菌」などの菌が、風邪や疲労、のどの乾燥などが引き金になって増殖し、ひどくなってしまうのです。
症状としては、40℃前後の発熱(微熱程度の場合もある)と全身倦怠感(けんたいかん)。
それに続いて、のどの痛みや耳の下から頸部にかけてのはれと痛み(頸部リンパ節炎)です。
扁桃腺が赤く腫れるだけではなく、膿を持ったり、激しい痛みを伴ったりすることも特徴の1つ。
そのため食事ができず、アメリカ人の友人は1週間で5kgも痩せてしまったとのことです!
また、のどが痛いと感じたら、耳鼻咽喉科を受診するのが早めに完治するコツ。すぐに耳鼻咽喉科へ行きましょうね!
どちらも飛沫感染なので100%予防することは難しいかもしれませんが、体と心が元気ならウイルスをやっつけることができます!
そのためには、手洗い・うがいはもちろん、季節の野菜や栄養満点の食事をとって、たっぷりの睡眠をとることも大切。
ただでさえ、気温の変化に体が疲れていますので、普段より休養をとることを心がけて過ごしてくださいね。
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム 2016.10.26