先週のGWを終え、”なんだか仕事に行きたくない・・・”と5月病になってしまう方もいらっしゃると思いますが・・・
実は、現代では5月病が低年齢化し、幼稚園や小学校の子どもにも症状がみられているのです!
また、5月病ではなくとも、4月から入園した年少さんや年中さんは、家を出ると涙が止まらない・・・ということもありますよね。
でも、幼稚園では「元気に遊んでいますよ」との声。
いったい、出掛ける時にはどんなことに気を付けたらいいの!?
今日は子どもが元気に登園するために、ご家庭で行ってほしい5つのコツを伝授します!
「幼稚園に行きたくない!」
と言われたら、まずは体調を確認してみましょう。
子どもは痛い、苦しいなど体の変化をうまく伝えられないものです。
”また言ってる・・・”と思わずに、面倒でも毎回チェックしてあげましょう。
それだけでも、”自分のことを気にかけてくれてる!”と子どもは嬉しくなり、安心するものです。
朝は元気に過ごしていたのに、登園準備をするとぐずりだす子もいますよね。
そんな時、親が”また始まってしまった!”と焦ったり、”そろそろぐずっちゃうかな・・・”と不安になったりすると、その気持ちは子どもにも伝染してしまいます。
そうなるともちろん、期待通り(?)に子どもがぐずってしまいます。
子どもが安心して登園できるよう、親はどーんと構えて常に笑顔で、楽しそうにしていましょう。
もし泣いてしまったら、好きなものを見せるなどをして、一度、子どもの気持ちを園からそらすのも効果的。
親がおたおたしないように気をつけましょう。
子どもにとって、『親の顔を見る=安全確認』なのですから。
「頑張ってね!すぐにお迎えに来るからね!」
と別れ際に声をかける親御さんがいますが・・・子どもは慣れない環境のなかで、毎日とても頑張っています。
”頑張ってね!”ではなく、”いってらっしゃい!””楽しんでね!”などと言う言葉を笑顔でかけてあげる方が、子どもにとってはパワーをもらえる『魔法の言葉』なのです。
早く園に慣れてもらいたいという気持ちから、子どもが帰ってきたあと、休日などに園の話をする親御さんも多いかと思います。
子どもたちの方から話をしてくれるならいいですが、話さないからといって無理に聞き出したり、話しかけたりするのは今は控えましょう。
特に休日は、慣れない集団生活の場で思うようにいかないストレスなどを、親に甘えてゆっくり癒される日。
園のことはスッパリ忘れて、子どもがリフレッシュできるようにしてあげましょう。
このような過ごし方が、週明けの登園日の頑張る糧にもなるのです。
朝は泣いていても、登園後はケロッと過ごしていることが多いもの。
ここでいつまでも親が心配して離れられないでいると、子どもも気持ちを切り替えるのに時間がかかり、スムーズに過ごせないことになってしまいます。
登園したら、どんなに泣いていても、先生に任せてしまって大丈夫!私たちはプロですので、安心して任せてください!
子どもが楽しい園生活を送るためにも、親はさっと退散してあげましょう。
いかがでしたか?
子どもがなかなか朝泣き止まないからと言って、焦らないでくださいね。
子どもの成長は十人十色。泣いていない子も、慣れるまでには時間がかかるのは一緒。
毎日頑張って過ごしているのです。
その頑張りを認め、帰ってきた時には思いっきり抱きしめてあげて下さいね!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2016.05.12