今、海外では「日本の教育がすばらしい」と注目をされています。
そこで、”我が国にも日本式の教育を!”と、日本の教育を輸入しようという動きが出てきているのだそうです。
日本の小学校に行っていた方なら当たり前に行われていたものが評価されているのですが、いったいどんなことが高く評価されているのでしょう?
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海外で高く評価されている日本独特のものとは…「起立、礼、着席」という授業前後の挨拶と、子どもたちが自ら行う学校の掃除です。
これらは以前から注目されてきましたが、ついにこれらが海外輸出される時がやってきたのです!
実際に様々な国から「日本式の教育を教えてほしい」という問い合わせが来ているようです。
ではなぜ、授業前後の挨拶や自分が使っている学校の掃除をするのは日本独特なものとなっているのでしょうか?
それは…“学校の考え方”に違いがあるからです。
『学校は学問を学ぶ場所』
という考えです。
そのため、掃除は専門の人が行いますし、初めから学校に行かずに、家で勉強する方法をとっている家庭もあります。(宗教の影響によるところもあります。)
『学校は学問と社会性を学ぶ場所』
という考え方です。
そのため、ほぼ全員が当たり前のように小学学校に進学し、通っていますよね。
幼稚園や保育園を卒園して、「うちは家で勉強させるようにするわ」と、最初から小学校に通わない選択肢はなかなかないわけです。
それは、日本の学校が学問だけではなく、“社会性を身につける場所である”という部分が、教育現場だけではなく、日本人全体に根付いているからなのです。
世界は“学校から社会性を身につける”という日本の教育のすばらしさ、そして重要性に気づいてきました。
日本の教育においては、政府がかけるお金が他国よりも少ないなどの問題もあるのが内情ですが、昔から変わらず受け継がれてきた『基礎学力の高さ』や『学問のみならず、社会性を身につける』などという点においては、世界に誇れるものを持っています。
近い将来、日本の教育スタイルが、世界基準になる日がくるかもしれませんね!