そのお悩みとは・・・
『乳歯が抜けるタイミングはいつが適切?』
ということです。
「まだ4歳なのに乳歯が抜けたのですが、早すぎませんか?」という心配の声をいただきました。
確かに4歳で抜けるのはちょっと早い気がしますよね?
では、乳歯はいったいいつ頃抜けるのでしょう?
目次
一般的に、乳歯が抜けるのは6歳前後と言われています。
6歳前後から6~7年かけて、乳歯から永久歯へと生え変わっていくのです。
乳歯は生後6ヶ月~9ヶ月頃から生え始め、前歯から奥歯の順に生え、2歳6ヶ月頃には合計20本が生え揃います。
(乳歯は基本的に3歳半までに生え揃えば問題ないとされていますが、1歳を過ぎても生えてこない場合は歯の芽ができない先天性欠如の可能性もありますので、歯医者さんに相談しましょう。)
乳歯が抜けるのは歯とあごのバランスが関係しています。
子どものあごは成長とともに大きくなっていきますが、歯は成長に合わせて大きくなることはありません。
すると、あごの骨の成長にしたがい、歯とあごの大きさがアンバランスになってしまいます。
そのアンバランスを防ぐため、乳歯が抜けて永久歯へと生え変わるのです。
永久歯は生後3ヶ月頃から歯茎の中で成長がはじまります。
永久歯が充分に大きくなってくると、乳歯の根のまわりに組織を破壊する細胞があらわれ、乳歯の根はしだいに溶かされ吸収され、短くなっていくのです。
そのため、自然に抜けていくのですね。
「では4歳はやっぱり早い・・・どこか悪いの?」
と思われるかもしれませんが、心配いりません!
なぜなら、乳歯の生え変わり時期は個人差が大きいから。
”食生活が影響している”ということもありませんのでご安心下さい。(食生活は歯並び、あごの成長には影響を及ぼします。)
ただ、4歳を過ぎたころに抜けると、すぐに永久歯が生えてこない場合も多くあります。
歯並びや虫歯が気になる方は歯医者さんに相談してみて下さいね!
いかがでしたか?
早すぎるとちょっぴり心配になる乳歯の抜ける時期。
歯並びのこともあるのでデリケートになりがちですが、たとえ早く抜けても心配しないでくださいね。
乳歯の抜け始める時期も十人十色!
「うちの子はちょっと早いのね~」くらいに捉え、気にしすぎないようにしてくださいね(*^-^*)