連日暑い日が続き、ニュースでも連日、
「熱中症にはくれぐれもご注意を…」
という案内が流れていますね。
けれど、夏に注意しなければいけないのは熱中症だけではないのです!
目次
乳幼児にとって、特に気を付けてもらいたいのが“やけど”です。
「え?どこでやけどするの?」
とお思いかもしれませんが、夏は子どもにとってやけどの危険が溢れています。
主に危険なのは『鉄のある場所』です。
例えば…
・公園の鉄棒
・マンホールのフタ
など、夏の太陽に熱せられて暑くなっている場所は要注意です。
転んでうっかりマンホールに触ってしまい、手のひら全体をやけどしてしまった…という事例もあります。
また、大人でも、車のハンドルを握った時に熱い!と感じたことはありませんか?
子どもの肌は大人よりも皮膚が薄いので、必ずしも鉄がある場所だけでなく、車の中などでもやけどする恐れがあります。
アスファルトの地面も注意が必要。ちょっと触れただけで、やけどになってしまうこともあります。
そうはいっても、外に行かないわけにはいかないし、どうすればいいのでしょう?
それは…
“暑い時間を避けての外出”
が良いでしょう。
とても基本的なことですが、地面に近く、影響を受けやすい子どもにとっては、熱中症対策と共に有効な手段だと言えます。
・公園に行くのも日中ではなく、朝早くか夕方にする。
・鉄棒には触らない約束をする。
・車は直射日光が当たらないように注意する。
などのことに気を付けましょう。
特にこれ!といった有効な対策が少ない、「夏のやけど」。
しかし、“こんなことがある”と知っているのといないのとでは大違いだと思います。
外出する際にはぜひ、熱中症の他に、やけどにも気を配ってあげてくださいね。
Category 専門家コラム 2015.07.30