さて、明日からGWのスタートですね!
早い方だと、29日からおやすみ・・・という方もいらっしゃることと思います。
そんなGWは祝日がたくさん!それぞれどんな祝日だか、覚えていますか?
今日は『これを見れば子どもに聞かれたときも安心!?』なGW祝日特集です!
まずは昨日の29日、昭和の日から。
☆4月29日→昭和の日
この日は昭和の時代、「天皇誕生日」という祝日でした。昭和64年(1989)1月7日に昭和天皇が崩御されたことを受けて、年号が平成に改まり、「天皇誕生日」も平成元年(1989)から「みどりの日」となりました。
しかし、多くの国民の要望を受けて、平成17年に国会で「国民の祝日に関する法律」(祝日法)が改正され、平成19年(2007)より「昭和の日」とすることになったのです。
これは、子ども説明するにはちょっと難しい祝日ですね・・・『昭和天皇という人のお誕生日だよ』というと、分かりやすいかもしれません。
☆5月3日→憲法記念日
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」日。明治憲法に変わって1946年に公布され、1947年に施行されました。
”国民主権””基本的人権の尊重””平和主義”の三原則を基調とし、象徴天皇制、三権分立、戦争放棄、戦力の保持などを規定しています。
子どもには、『幸せに暮らすための決まりが生まれた日だよ』『ルールがあると、安心で楽しいよね!』などと伝えましょう。
☆5月4日→みどりの日
「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」ことを目的とし、1989年に制定。もとは昭和天皇が自然をこよなく愛していたころから、4月29日になっていましたが、29日が昭和の日になったことで、5月4日に移動しました。
子どもには、『木や花はみんなの仲間なんだよ。強い風から守ってくれたり、陰を作って涼しくしてくれたり、空気をキレイにしたりしてくれる、優しいお友達なんだ。今日は、(緑の)木に”いつもありがとう。大事にするよ”と伝える日だよ』などと伝えてみましょう。
☆5月5日→子どもの日
五節句の1つである「端午の節句」にあたります。近世以降は男子の節句とされ、1948年に「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として制定されました。
滝を上る鯉のように、子どもが健やかでたくましく育って欲しいという願いを込めて、こいのぼりを立てます。
子どもには、『風に負けずに、空で元気に泳ぐこいのぼりのように、元気にいられますように。ここまで元気に大きくなったお祝いをする日だよ』などと伝えましょう。
いかがでしたか?
大人でもどんな祝日だったかは忘れがち。ぜひこの機会に、お子さんと一緒に祝日の持つ意味について、触れてみて下さいね(*^_^*)
Category 専門家コラム 2015.05.01