おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今回のお悩み相談は『食べむら』。
「今まではなんでも食べていたのに、急に食べてくれなくなった・・・」
「甘いものばかり欲しがるようになった・・・」
など、子どもには様々な食の問題がやってきます。
食べむらにどう立ち向かうか?
いざ、解決の道へ!
目次
食べむらや遊び食べをされると、親としては「栄養が偏ってしまうのではないか」、「大きくならないのでは・・・」と心配になりますよね。
その心配がついついイライラに変わってしまい、「どうして食べないの!!」と感じてしまうことも・・・
しかし、実は食べむらや遊び食べは、生活習慣と食事環境の見直しで改善する場合が多いのです。
なぜなら、『子どもは本能に従って食べ物を食べているから』です。
子どもは大人と違い、お腹が空いていなければ食べません。あまりお腹が空いていないときに、”遊びたい”と感じるような環境があれば、食そっちのけで遊び始めます。
体が必要とする食べ物・時を本能で分かっているのです。
しかし、そこで甘いものや添加物ばかりの食べ物だと、食のリズムが狂ってしまうことに・・・
では、いよいよそんな子どもの正しい食のリズムを取り戻すための5つの道をご紹介します!
生活リズムを整えることは食のリズムを整えることでもあります。
子どものおやつは『Sweetsではなく、軽食』です。甘いものをあげるための時間ではないのですね。
昨今、白砂糖の弊害はよく聞くところ。和食は煮物などでお砂糖を使う機会も多いので、甘いものは子どものおやつにはあまり適しません。
自然の甘みである果物や、おにぎりなどの、”軽い食事”を出してあげましょう。
また、夕食に影響が出ないよう、その時の子どもの空腹具合によって調整を。
「もっと食べたい!」と言ったら、そのまま与えるのでなく、いつもより夕食の時間を早めるなどをして調整してみましょう。
食事中に気が散るものが周りにあると、食事に集中できず、だらだらといつまでも食べたり、遊び食べの原因に・・・
テレビは消して、食事をする前には、おもちゃなどはすべてきちんと片付ける習慣をつけましょう。
食事の集中だけではなく、整理整頓・集中して物事に取り組む習慣がつきますよ!
たくさん遊べばその分お腹も空くのが人間です。たくさん遊んで動いてモリモリ食べることは、健康な体づくりにも繋がります!
子どもは普段は食べない、苦手なものでも、自分で育てたり、調理をすることで食べられるようになったりします。
また、視覚的要素も食を楽しむのには重要です。
お手伝いを積極的にさせる機会を増やしたり、盛り付けに工夫をしてみましょう。
いかがでしたか?
この5つの道を上手く活用して、子どもの食べむらや遊び食べに立ち向かって(!?)みてくださいね。
ただし!無理強いなどはNG。
”食事は楽しいもの”でなければ、子どもは食事の場がストレスになってしまい、余計に食べてくれなくなります。
長時間食べる”ダラダラ食べ”も、そのままにしていると遊び食べに移行していきますので、思い切って切り上げることも重要です。
あまりにも食べる量が少なく、成長が止まってしまっているような場合は別として、ちゃんと身長や体重も増えていて元気であれば、多少の遊び食べや食べむらは気にしない。
”食べないときはそういう気分の日なのかな”と割り切ることも大切です。
また、家では食べむらがあっても、園では完食しているという子も少なくはありませんので、”園で栄養を取っている!”と思えば少しは安心しませんか?
(ただし、それに甘えて家では好きなものを好きなだけ・・・はNGです!)
多くは就学前には落ち着いてきますので、焦らずに取り組んでみて下さいね。
こどもの可能性は無限大!