さて、今日はアレルギー編の最終回。
少しでも、身近にあるアレルギーに気づいてほしくて書かせていただきます。
一言にアレルギーといっても実に様々な種類があります。
食物アレルギーは有名(?)ですが、他にも動物アレルギー、フルーツアレルギー、金属アレルギーなどなど…
花粉症もアレルギーの一種です。
今日はその中でも珍しいアレルギーを紹介したいと思います。
●ラテックスアレルギー
これはゴム手袋などに使われる素材のラテックスというものに反応してしまうアレルギーです。
メロンや桃などの成分にも反応してしまうため、ラテックス・フルーツアレルギー症候群とも呼ばれるそうです。
●下着アレルギー
これは文字通り、下着を着ると反応してしまうアレルギーです。
多くは下着に使われているポリエステルに反応しているため、素材に気を付けることが必要です。
●青アレルギー
青色の塗料、青色の服、青色のソーダジュース…などなど、とにかく“青”に反応してしまうアレルギーです。
●紫外線アレルギー
紫外線に反応すると皮膚がただれてしまうことがあるため、外に出るのは命懸けです。
●水アレルギー
自分の汗や涙、唾液にも反応してしまいます。
起きているときだけではなく、寝ているときにも注意しなければなりません。(寝汗)
これは世界でも30人ほどしかいない、極めてまれなアレルギーです。
もちろん水は飲めないので、牛乳や紅茶など、飲めるものを探さなければなりません。
お風呂やシャワーにも入るのが難しいため、ある女性はシャワーは1週間に一度、浴びることのできる時間はわずか1分だそうです。
●砂アレルギー
砂に触れることで症状がでます。
触ったところの皮がむけて、血だらけになってしまうことがあります。
この場合、もちろん砂遊びは厳禁です。
他にもプラスチックアレルギー、グルテンアレルギー、中には愛アレルギーなど、世の中には実に様々なアレルギーがあることがわかっています。
いずれも程度によってはアナフィラキシーショックを起こす可能性があるものばかりです。
お子さんの体に何かしらの反応が出た場合には、食物だけではなく、周りの様々な環境を疑ってみて下さい。
アレルゲンになるべく早く気づいて環境を整えてあげることが、親と子、双方にとって、とても大切なことですよね。
ぜひ、こんなアレルギーもあるんだ!と、知識として知り、理解いただけたら幸いです。