おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、World LifeプロデューサーのMasamiです。
先日、ハンガリーの知人といろんな話をしました。
過去記事:「文系+理系。両方オールマイティーに出来る人が生き残る時代突入!」
その知人は、まさにグローバルな人。いろんなところに住んだ経験がある方で、日本語もペラペラです。
そこで、その知人に外国語学習について聞いてみました。
目次
知人曰く、ハンガリーでもいろんな言語を子どもたちが習い始めているとのこと。
けれど、知人的にはなぜ幼少期から外国語を卓上で学ばせようとするのか理解が出来ないのだそうです。
これには私も同感。
まだ、ハンガリーは中央ヨーロッパなので、地理的に、少し行けば様々な言語に触れることが出来ます。
そのため、卓上で習ったものも、実体験として使う場があるかもしれません。
しかし、日本は島国です。
”車で30分行けば違う国”という場所ではないため、いくら卓上で勉強しても、”この言語が必要なのだ”という実体験ができにくいのです。
実感することが出来ないと、勉強へのモチベーションも低くなってしまいがちです。
ましてや自分の意思ではなく、親からやらされているものだとしたら・・・なおさらです。
ハンガリーの知人は、ドイツ、アメリカ、日本とホームステイをしたことが、一番良かったと言っています。
それはなぜなのか?
ホームステイには卓上では得ることの出来ない、実体験が出来るからです。
知人は、
『その国の言語を学習することが出来るのはもちろん、家族と一緒に過ごすため、自然にその国の価値観や文化も一緒に学ぶことが出来る。
それは卓上では決して得ることの出来ない体験。
自分がその国の一員として過ごすことが出来るので、よりその国の言語や文化、価値観を学び、身に付けることが出来た。』
と、ホームステイのメリットを話してくれました。
まさに、「百聞は一見に如かず」ですね。
ホームステイをすることで、自分がまるまるその国入っていくことが出来るので、より深く、その国について理解することが出来るのです。
どんなことでも、自分自身が”楽しい!もっとやりたい!知りたい!”と思わなければ、何事も続きません。
卓上ではなく、きちんと実体験として体験させてあげることが、結果として繋がっていくのです。
これは子どもだけではなく、大人でも同じですよね。
すぐに卓上の外国語学習に飛びつくのではなく、実体験として楽しむことの出来る環境をまずはたくさん用意してあげて下さい。
それが、”グローバルな脳とココロ”に繋がっていくのですから。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.08.02