おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、ワールドLifeプロデューサーのMasamiです。
先日、キングコングの西野氏の著書『魔法のコンパス』を読了しました。
結構分厚い本ですが、面白くてサクサク読み進めることができました。
偉そうですが、私の考えを肯定してくれているような部分があり、刺激をたくさんいただくことが出来ました!
さて、その中で、西野氏が本の中で言われているある部分について、”これって本当に大切だな”と感じる部分を、私の実体験も交え、紹介していきたいと思います。
目次
この一文は、西野さんが自分の絵本について、「これは子ども向けですか?」と親に質問されたという体験からきている彼の考えで、この考えには大いに賛成なのですが、私が気になったのは、その後に続く文章。
「基本的に僕は年下を尊敬している。
アイツらときたら、今の僕らを見て”これはやめておこう””これはマネしよう”と取捨選択して生きているわけだから、
いつの時代も若いやつはすごいよ。
とても勝てる相手じゃないし、支配できると思ったら大間違い。」
こんな風に考えることの出来る人って本当にかっこいいんです!
もちろん、年上の話もそうなのですが、どうも、相手が”年下”となるとどうしても支配したくなる人がいるようなのです。
年下が何か話をしても、”遮って自分の話をしだして、持論を展開しまくる”という年上のなんと多いことか・・・
もちろん、年上の方は自分よりいろんな経験をしています。
それは尊敬に値することですが、ちょっとでも持論と違うことを年下が言おうものなら、「それは間違いだ!」と猛然とまくしたてる方もいるのが事実。
そうなると、年下は引いてしまうし、”この人に話をするのは止めよう・・・”となる。
すると、”気付いたら下がついてきていない”ということも。
子どもも、自分の話を聞いてくれないと思ったら、親の言うことなんて聞きません。先生の言うことも聞きません。
それは、自分を認めてくれないから。受け入れてくれないから。
自分を受け入れてくれない人と付き合っていても、楽しくないのです。
自分の考えを持つことはもちろん大切。
しかし、それを押し付けて、相手の意見を受け入れないことは、”新しい考えを知る成長の機会を逃している”のと同じこと。
つまり、自ら成長を止めてしまっているのです。
人間は何歳になっても成長することが出来るのに、なんてもったいないことでしょう。
すべての意見を受け入れられなくても、話を聞くだけでいいのです。
自分の話をしっかり聞いてくれる人になら、信頼をおけるです。
そして、これからは同じ日本人だけではなく、海外から様々な考え方を持つ人と接するようになります。
その時に、自分と違う!とはねつけるのではなく、様々な意見を聞くことの出来る耳と柔軟な脳・ココロをいつまでも持っていてくださいね。それが、世界で活躍することの出来るかっこいい人なのですから。
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category マナー . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 2017.07.19