おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
インターナショナルスクールでよく行われているのが『Show & Tell』。
これは、人前で自分の好きなものやテーマにそったものを家から持ってきて、自分の思いや気持ち・考えを伝える習慣を身に付ける1つの方法として取り入れられています。
今日はそんなShow & Tellの中の1コマから、子どものココロに残るものについて考えていきます。
先月、タイへ家族旅行に行ったAくん。
日本に帰ってきた次の登園日、”Good morning!”の挨拶の前に、”I got on the tuktuk!(トゥクトゥクに乗ったの!)”ととっても嬉しそうに話してくれました!
そんなAくんは先日、自分のShow & Tellにタイのことについて話をし、友だちやTeachersにもお土産をくれました。
Aくんはお家でどんな風にタイへの旅行について話をするのか、練習してきてくれたのですが・・・
みんなの前に座った途端、何を言ったらいいのかちょっぴり分からなくなってしまったようで、なかなか言葉が出てきません。
でも、”トゥクトゥク”についてと、”みんなにお土産がある”ということはしっかりと伝えてくれました!
大人としては、「あんなに家で練習してきたのに、ほぼ言えていなかった・・・」とちょっぴり残念に思うかもしれませんが、私からみれば、とっても良いShow & Tellでした!
なぜなら・・・
・Aくんのココロに深く残る、楽しい出来事を旅先で経験することが出来た。
・その一番楽しかった経験を、みんなに伝えることが出来た。
からです。
大人から見れば、”文章で練習してきたことをきちんと言ってほしい!”という思いがあるのも確かだと思います。
しかし、『子どもは自分の楽しかった思い出や好きなことを探求するプロ』です。
その分、他のことに対してはちょっと集中が薄れるかもしれませんが、それでいいのです。
好きなこと、楽しいことをとことん追求するからこそ、これから先の人生をどのように歩んでいくのか(どんな道で生きていくのか)の土台が作られていくのですから。
自分の興味の薄いものを押し付けられても、伸びることはありません。
大人でもそうですよね。
習い事に集中していない、きちんと話が出来ない・・・などと悩まなくても大丈夫。
親には集中していないように思えても、子ども自身は楽しんでいたり、モクモクと自分の好きなことを探求しているだけだったりするものです。
子どものココロに響く、”楽しい!好き!”という経験が、子ども自身を大きく羽ばたかせてくれます。
これからもどんどん、ココロに響く”楽しい!好き!”を見つけさせてあげてくださいね!
子どもの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.03.07