我が家専任のベビーシッターが家に在住!アメリカ発祥の『オペア』制度とは?

Spread the love

aupair_img03

おはようございます。

乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

みなさんは『オペア』という制度をご存知でしょうか?

これはアメリカが発祥の制度で、簡単に言えば「住み込みベビーシッター」のこと。

アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなど、海外ではメジャーな存在であるオペア。

”海外に住んでみたい”かつ、”子どもの面倒を見たい”という方や保育者を目指している方にはもちろん、”子どもを自分のライフスタイルに合わせて面倒を見てほしい!”という保護者にとってもとても助かる、双方に利益のある制度なのです!

今日は前回に引き続き、海外の子どもの夏休みの過ごし方に関連して(→「イタリアの夏休みは日本の倍!子どもたちの夏休みの預け先第1位は○○! 」)、また、お子さんの将来の選択肢の1つの候補として、『オペア』制度をご紹介します!

Sponsored Link

『オペア』ってなあに?

オペアとは、

「海外にホームステイをし、そこに住んでいる子どものベビーシッター或いはナニーとして保育をしながら、ホストファミリーから報酬をもらって生活し、現地の学校(コミュニティ・カレッジ)などに通い他国のオペアと国際交流をしたり文化交流をすることの出来る留学プログラム」

のこと。日本ではまだまだ新しい留学プログラムの1つです。

国によっては”オーペア、マザーズヘルプ”とも呼ばれています。

ホストファミリーは主に富裕層になるので、オペア受け入れの制度は先進国で浸透しているケースが多くなります。

オペア発祥のアメリカでは、オペア留学プログラムは国務省が管轄しており、世界でも40ヶ国以上が展開しているのです!

アメリカでは、他国に比べてプログラムの制度がしっかりと確立されているのが特徴の1つのようです。

オペアに参加するにはどうすればいいの?

ここではアメリカのプログラムに参加する方法を簡単にご紹介します。

アメリカのプログラムに参加するには、米国政府認定のエージェントに登録する必要があります。

そのエージェントがJ-1(交流訪問者)ビザをスポンサーしているからです。

滞在期間は最短1年間、最長2年間となり、2年目は6、9、12ヶ月と選択する事が可能です。

登録するためには、英語の試験や面接、保育経験の有無などを問われます。

ただ、英語も保育経験もない方でもオペアにいくことができるようです。

気をつけたいのは「年齢」。

国によって参加できる年齢が決まっていますので、プログラムに参加したいという方は、年齢制限もチェックしましょう。

親側のメリットは?

では、オペアを受け入れる親側のメリットとはなんでしょう?

それは・・・「なんといっても子どもを自宅で面倒見てもらえること!」

”保育園のようにお迎えに行かなくても良い、ベビーシッターをいちいち手配する必要もない”

など、共働きの両親にとってはありがたい面ばかりだと思います。

なにより、長期休みでも子どもの預け先を考えなくても良いですしね。

また、他国の人がくることで、「幼少期から異文化に触れられる」というメリットもあります。

一緒に住むことで自然に価値観が広がっていくのは、グローバルに活躍するための視点からもとても良いことですよね!

そんなオペアにはデメリットもあることを知っておこう!

一見、「子どもの面倒を見ることができれば、家も給料もあって、一般の留学プログラムよりも安くすむためメリットだらけ!」と感じるオペアプログラムですが、実はデメリットもあるのです。

それが、「想像と現実のギャップ。」

実際には渡航前に言われていた条件や待遇と違ったり、オペアをする先の家族と合わなかったりして精神的にストレスに陥ることもあるのだとか。

どんなことでもメリットとデメリットはつきもの。

もし、お子さんが「オペアに参加したい!」と言った時には、総合的にきちんと検討したうえで、参加をするかどうか決めてみてくださいね!

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム 2016.08.01

Translate »