幼児期に流動性知能=フルードインテリジェンスを向上させて困難に負けない子に育てよう!

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おはようございます。

乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

みなさんは、『流動性知能=フルードインテリジェンス』という言葉を聞いたことがありますか?

なんだか難しい言葉だと思いますが、この知能を伸ばすことで、子どもたちにとって人生を歩む上での様々な土台を築くことが出来るのです。

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流動性知能とは?

そんな流動性知能とはいったいどんなものかというと・・・

簡単にいうと、『その場の状況に即座に反応し、素早く的確に判断する知能の事』です。

正式には「流動性一般能力」と呼ばれ、「動作性の知能」としてとらえられています。

なぜ、流動性知能に注目が集まるの?

ではなぜ、幼児期にこの知能を刺激することが大切なのでしょうか?

それは、この知能が、”場面に応じた臨機応変な適応力、思考力、暗記力、計算力、集中力などが領域”とされているから。

これらの能力が高められると、初めて経験するような、困難を伴う場面においても適応能力が高くなります。

流動的で独創的なアイデアが浮かびやすくなるため、問題解決の能力もついてきます。

これらの能力を応用しながら、初めて経験するような新しい場面に遭遇した時、

・「どのように行動すればよいか」

・「どう対処すればよいか」

を自分で考え行動することができるのです。

このことが、もし将来困難な場面に遭遇した時、自分で立ち向かい、乗り越えられる力になるのです。

不登校予防にもなるそうですよ!

流動性知能を向上させる方法とは?

そんな、子どもにぜひとも高めてもらいたい流動性知能。

向上させるためには、”指をたくさん使う習い事が良い”とされています。

代表的なものが”ピアノ”。

全ての指を使うこと、そして楽譜を見ながら一定のリズムにあわせて曲を奏でる作業が、脳の広範囲にわたる領域を刺激し、流動性知能を高めるというわけです。

ピアノ以外にも、ギターやリコーダー、ハープなど、何本もの指を使って奏でる楽器には、ピアノと同様、またはピアノに準ずる効果があると言われています。

また、そろばんも良いそうですよ。

未知なる体験が、この知能を高める!

流動性知能を鍛えるために大切なのは、脳のできるだけ広い領域を使って問題を解決する経験を積むこと。

そのためには、習い事に限らず、今までやったことのない新しいこと=未知なる体験にどんどんチャレンジしていくことも重要です!

新しいことを学ぶ時、人は脳をフル回転させて覚えようとするものですし、効率的な方法を模索してあれこれ挑戦を試みるからです。

”知りたい!”という本能を持つ子どもならなおさらですよね。

これが、脳の発達にとても良いのです!

一般的にこの知能は30歳代にピークに達し60歳ごろまでは維持すると言われています。

幼児期を逃してしまったからと言ってこの知能向上を諦めることはありません。

何か始めるのに、遅すぎると言うことはないのです。

しかし、”知りたい!”という本能のままに様々なことを学んでいる幼児期に、未知なる体験をたくさんして、ぜひとも家族でこの知能を向上させてあげてくださいね。

子どもの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム . 発達 2016.06.28

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