おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
日本で注目を浴びる、”保育園待機児童問題”。
日本で子育てをしている海外の方は、今回の問題をどのように捉えているのでしょうか?
「外国人記者は見た!なるほど日本inザ・ワールド」という番組からご紹介します。
目次
待機児童問題は、20年前にも出ている問題です。
それがこれまでずっと進んでこなかったのも、ここにきて急に注目されるようになったのも、「子どもは女性が見るものだ、誰でも見れるだろう」という社会の考えがあるからではないかと、外国人の方も感じているようです。
そのため、保育士の給与も低く、待遇としてもあまりよくないのではないかと言うのです。
実際に保育士体験をした方が、「子どもと遊ぶだけでいいわけではない。本当に大変な仕事。総理にも体験してもらいたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。
その通りです!
外国人の方からでた、嬉しい言葉。
それは、『日本の保育は世界一』だということです。
保育の質はもちろん、給食や長時間の預かり、お遊戯会、きめ細かい連絡帳など、世界にはないものを行っており、本当にすごいと感じてくれていました。
その分、保育士の負担や責任が多い、長時間労働をしなくてはいけないという現実もありますが、世界から見ても、日本の保育はすばらしいと感じてくれていることは、誇らしく思います。
また、保育園を設立する際に問題になる、”子どもの声が騒音になる”という声。
実は、ドイツも以前は同じようなことがあったようですが、「子どもの声、また、保育に従事する先生の声や音は騒音にはならない」という法令を作ったのだそうです。
未来を担う子どもたちを”騒音”とするべきではないと国で決めているのですね。
これはぜひ日本も早急に作っていただきたい法令だと感じました。
海外では、保育ママを利用したり、規制をゆるめてコンテナを改造し、保育園にしていたり、義務教育ではないけれど、ある年齢になったら必ず保育園に入れるなどという様々な対策をし、待機児童問題の解決を図っています。
今現在の日本では、小学生は国の権利で認められていても、乳幼児には権利が認められていません。
そのため、小学生にになると全員が小学校に通うことができますが、小学生未満の子は、子どもの権利を認められていないため、保育園に入りたくても入ることが出来ません。
国が乳幼児の子どもの権利を認め、保育園を義務化することが、待機児童問題解決に向けての1つの手段になるかもしれません。
番組の中で、外国人記者から様々な解決策や意見が飛び交ったり、保育について議論したりしている姿をみて、外国人の目線で見ても、日本人と同じように感じるところ、外国人だからこそ感じるところがあって、とても勉強になりました。
まだまだ書きたいことはありますが、それはぜひ、番組を1度ご覧いただければと思います!↓