世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
先日、外苑前駅徒歩5分ほどのところにある、「グローカルカフェ」で行われている
『スウェーデンのパパたち』
という写真展を見てきました。
スウェーデンでは、パパたちの育児休暇取得率が80%以上だといいます。
写真展では、
・育休中のパパたちがどのように過ごしているのか
・父親が育休をとることについての想い
が綴られていました。
このスウェーデン方式が、子どもの才能発掘にも最適なのです。
その理由とは・・・
その理由は、
”父親と母親、両方の視点から子どもの才能や可能性を見つけることが出来るから”
です。
以前、ご紹介した著書:『世界標準の子育て』では、主に「0-6歳は母親、7歳からは父親の出番」という表記がありました。
過去記事:「子どもの才能を伸ばす!それには正解がある!? 」
もちろんそれも間違いではありませんが、これを勘違いして「じゃあ7歳までは父親は何もしなくていいんだ~」と思うのは大間違い。
そもそも、母親と父親の出番に”何歳から”というものはないと私は思っています。
確かに母乳などの関係で、乳児期の頃は母親に頼らざるを得ない状況もあります。
けれど、子育ては『協力ではなく、協同』で行うものです。
父親でも子どもが0歳から積極的に関わることは子どもの発育にとってもとても重要です。
ある研究では、6歳までに父親が十分に関わりを持った子は、思春期に父親を嫌がらない(臭いとか、洗濯物を別にしたいとかいう感情が湧かない)傾向にあるということが分かっています。
そして何より、0-6歳は子どもの人間としての土台をしっかりつくる時期。
その時期に、父親が母親と同じように存分に関わることで子どもの土台が豊富になりますし、多様な目線から、そこの本来の才能や可能性を発見し、伸ばしてあげることが可能になります。
どちらか一方の目線しかないのと、二方向からの目線があるのとでは、どちらが才能を発掘しやすいか、一目瞭然ですよね。
そうはいっても、スウェーデンでもすべての人が育休を希望するわけでも、希望通りに取得できるわけでもありません。
実際、育休をとったパパたちは、どんな想いや感想を持っているのか、ちょっとご紹介します。
「育児休暇を取得し、私のパートナーと母がしてきたことをより深く理解できました。
娘の世界に足を踏み入れることで、子どもの気持ちを考える親になりました。
娘の感情とつきあうことで、自分自身の感情を深く理解できました。・・略・・」
ミランさん(心理学者)
「新たな命をつくったのであれば、育てる責任も負うべきです。・・中略・・子どもが幼少期に父親像をつかむことは重要だと思います。」
サマードさん(建築技師)
「今、第二子と過ごしている時間ほど、第一子と一緒にいなかったことについて罪悪感を感じています。親として子どもの人生の始まりに関与することは重要だと考えます。・・略・・」
マッティンさん(管理者)
ここで紹介したものはほんの一部。
写真展ではまだまだ育休を取得したパパたちの写真や想いがたくさん綴られています。
写真展で、ぜひ子育てについて、自分自身について今一度考え、あなたの新たな生き方や可能性も発掘していただけたら嬉しいです!
子ども&あなたの可能性は無限大!
※写真展『スウェーデンのパパたち』は12月25日まで!入場料は無料です!
Category 世界の文化 . 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.12.15