おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『あなたと世界をつなげる専門家』、子育て・教育ドクターのMasamiです。
昨日は、発達障害が増えているのは、○○を知らない大人が増えているからだということをお伝えしました。
そして、”子どもの個性を大事に”という割には、発達障害が増えているという矛盾もありましたね。
※過去記事:「発達障害が増えている?いいえ、増えているのは○○がわからない大人なのです。 」
では、○○を知らない大人を救い、”子どもの個性を大事”を実現できるたった1つの方法とは何か。
それは・・・
そのたった1つの方法とは、『大人のための子育て教育』です。
今の日本の現状は、少子高齢化で核家族が多い。
すると、子育てにおいてどんな現象が起きるかというと・・・
・周りに子どもがいないので、子どもへの接し方がわからないまま親になる
・子育てについて相談したくても、”いま・すぐ”に相談できる人・場がない
・子どもの数が少なくなっているので、子どもの多様性が分からない(型にはめやすくなる、子育てに正解を求める)
ということが実際に起きています。
もちろん、親(特に母親)になると、窮屈さを感じさせてしまう日本社会の現状もあるため、余計に型にはめやすくなってしまってもいます。
それらをすべて解消するには、『大人への子育て教育』が欠かせないのです。
”大人への子育て教育なんてバカバカしい!”と思われるでしょうか?
けれど、大人への教育を行うことで得られるメリットはたくさんあるのです。
・親になる前から子どもに触れることで、接し方が分かる
・子どもの多様性を知ることができる。→結果的に型にはめるということがなくなる
・子育てに正解を求めなくなり、その子に合った接し方が出来るようになる
・子どもについて学ぶことで、自分の子どもについても客観的な目線を持って、子ども理解に努めることができる
・親になる前に行政の支援にどんなものがあるのかを知ることで、いざという時のための備えが出来る
・親になるという大変さと偉大さを学ぶことが出来る→虐待の防止にも繋がる
・・・などなど、他にもたくさんあります。
大人がしっかりと子どものことを学び、知ることが出来れば、”子どもの個性を大事に”するということがどのようなことなのか、どのような環境でどんな風に接すれば実現するのかを”本当の意味で”知ることが出来ます。
そうなると、”発達障害が増える”ことはないでしょう。
もちろん、親は子どもと共に成長していくものですし、子どもは親の姿を見て成長します。
だからこそ、子どもを産む・育てることを考えるなら、その前からしっかりと”予習”をしておくことで、いざという時のための力になるのです。
ぜひ親になる前から子どもについて考えてみてくださいね!
子ども&あなたの可能性は無限大!
※せかいくでは、大人と子どもが、様々な学びを得ながら、一生涯サポートし合っていけるコミュニティ、”せかいくネウボラ”を発足します。
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Category 専門家コラム . 発達 . 親と子のコミュニケーション 2017.09.28