”幼稚園、いつになったら楽しくなるの!?”~楽しくなかったらすぐ逃げるべき?~

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おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

新学期が始まってもうすぐ2ヶ月が経ちますね。

新学期が始まり、お子さんの様子はいかがでしょうか?

どうやら、初めて集団生活を経験する、幼稚園の年少さんは戸惑っているご様子で・・・

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”幼稚園、いつになったら楽しくなるの!?”

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・毎日泣いて登園する

・帰ってきて、幼稚園のことを聞いても”楽しくない”と言う・・・

こんな子どもの様子をみて、あなたはどう思っていますか?

「まだ入園して2ヶ月。様子を見て見よう」

でしょうか?それとも、

「もう2ヶ月になるのにまだ泣くなんて!転園しなくちゃ!」

と思うでしょうか?

子どもがなかなか慣れないと、親として不安になる気持ちは良く分かります。

その不安な気持ちがどんどん膨れ上がり、心配ばかりになってしまうことも。

しかし、その気持ちがすぐに”転園する!”と環境を変えてしまう方向に向いているのならちょっと待って!

それ、子どもにとって逆効果かもしれません!

環境に慣れるのは一筋縄ではいかない!

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『環境が変わる』

これは、大人にとってもとても大きな勇気や不安が付きまとうものです。

職場を変える、転勤で見知らぬ土地へ行く・・・などなど、大人でも「イヤだな」と思うことがあるものですよね。

ましてや、子どもにとってはなおさら、”環境が変わる”ということは大きなことなのです。

今まで安心して過ごしていた親の側を離れ、初めて大冒険に出る(出される?)のです。

怖いこと、不安なこと、イヤなこと、楽しくないことがあって当然です。

そして、そんな変化した環境に慣れるのには時間が必要

幼児教育者からしてみれば、たった2ヶ月で「楽しくなさそうだから転園させる!」という決断は、子どもにとって更に酷なことになると言わざるを得ません。

なぜなら、ようやく2ヶ月たって、変化した環境に慣れ始めてきているから。

子どもはだいたい、1学期間をかけて、幼稚園に慣れていきます。

そして、2学期からお友だちにも目が向くようになり、初めての行事を経験して成長し、3学期を迎えます。

せっかく慣れ始めたのに、また転園して環境を変えてしまっては、また慣れるまでに時間がかかってしまいます。

子どもにとってはまた不安の日々の繰り返し。

これは子どもにとってとてもつらいことです。

海外へ出ても、同じことをしますか?

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日本では、すぐに転園すればいいのかもしれません。

しかし、海外へ出ても、同じようにすぐに環境を変える選択をしますか?

ただでさえ、異文化の地で環境の変化が大きいのに、そこでまたころころ環境を変えてしまっては、子どもにとって大きなストレスになります。

人生にはイヤなこと、楽しくないことはたくさんあるでしょう。

それを『いかに自分が楽しめるようにもっていけるか?』が人生を楽しく豊かに生きコツなのです。

イヤなことからすぐに逃げる(逃がす)のではなく、”それを乗り越えるにはどうするか?”をまずは考えて見ましょう。

・子どもが「幼稚園、楽しくない」と言うのなら、幼稚園ではどんな様子か先生に聞く。

→以外に園では楽しんでいるかもしれません。

・何が(どんなところが)楽しくないのか子どもに尋ねる。

→お母さん、お父さんと離れてしまうのが寂しいだけかもしれません。

など、子どもに環境の変化を与える前に、出来ることはあるはず。

それでも”どうしても転園した方が良さそうだ”ということであれば、転園を考えていいでしょう。

間違っても、「お友達のAくんは○○幼稚園で楽しそうだから、うちもそこへ・・・」などとは考えないでくださいね。

お友達とあなたのお子さんは違うのです。

しっかりとあなたのお子さんと、通っている幼稚園と向き合った上で結論を出してみてください。

子ども&あなたの可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。
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