おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真の”グローバル脳とココロ脳”を育てる専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
新年度がスタートして数日。
子どもたちはもちろん、保護者の方たちもドキドキの毎日を送っていることと思います。
特に、新任の先生のドキドキは計り知れないもの!
「頑張らなくちゃ!元気で明るい先生でいなくちゃ!」と気を張っていませんか?
目次
新しく教職に就いた先生は、子どもたちと同じく新入生です。
憧れや必死に勉強してきたこともあり、皆が心に思うことは、
「素敵な先生になりたい!」
というもの。
私も新任の時にはとにかく一生懸命で、声が枯れてでなくなることもしょっちゅうありました。
また、特に幼稚園の先生は、”明るくて元気で優しい”というイメージがあったので、自分なりの理想像に近づこうと、必死になったのを覚えています。
しかし、本当に”元気で明るい先生”が素晴らしいのでしょうか?
もちろん、基本は元気で明るく笑顔いっぱいの先生が素敵だということは間違いありません。
けれど、そのような先生たちは、”元気で明るい”から素敵なのではありません。
”自分らしく楽しんでいるから”、元気で明るく見えるのです。
自分の理想とする教育者像を目指すこと、”こうしよう”と心掛けることはもちろん大切ですが、それを無理して演じていたのでは、どんなに明るく元気でも、子どもは信頼してくれません。
そしてなにより、演じている自分に疲れてしまい、”こんなはずではなかった・・・”と追い込まれてしまうことにも繋がってしまいます。
子どもや保護者に信頼される素敵な先生を目指すなら、『自分らしく楽しんで子どもに接する』ことが一番の近道なのです。
私自身、無理して頑張るよりも、自分らしく、楽しんで、のびのびと子どもと接した方が、子どもと信頼関係を築くのも早く、その絆も深くなるということを実感してきました。
もちろん、無理して常に”元気で明るい”先生でいるわけではありません。
リラックスしながら接していると、自然とそのような姿になれるのです。
これは、子育てにおいても同じこと。
親自身が無理をせず、リラックスしながら楽しんで子どもと接すると、子どももそれに応えてくれます。
親が無理をしていれば、子どもも無理をする。
親がきりきり、イライラしていては、子どももきりきり、イライラする。
これは絶対に離れられない法則なのです。
もちろん、時にはイライラすることも無理をすることもあってもいい。
ただ、それをしっかり「今、ママ/パパ/先生はこうなんだ」と状況説明をすることで、子どもたちが状況を理解し、助けてくれるヒーローに変身します。
そう、子どもにだって助けを求めたっていい。
時には子どもに甘えてもいいのです。
すると、お互いの関係が愛に溢れた、すばらしいものになりますよ!
どんな時も、自分らしく、楽しんで過ごすことを忘れずに!
子ども&あなたの可能性は無限大!
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 親と子のコミュニケーション 2017.04.11