おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、藤原和博著:『10年後君に仕事はあるのか?』という本を読みました。
せかいくの過去記事でもちょこっとご紹介しておりますが、今回はぜひ、すべての人に読んでいただきたいこの本を、せかいくの想いと共にご紹介します。
過去記事:「英語はもう必要ない!?これからはココロがいかに豊かに育つかが勝負!」
目次
2020年まであとわずか3年。
その3年後の2020年は時代の変わり目であると筆者は述べています。
その理由は、”就活”
2020年、東京オリンピックが開催された後の経済は大幅に落ちる、つまり、就活がとっっっっても厳しくなるだろうと予測しているからです。
そもそも少ない枠の中で、今まであった職がロボット(AI)や外国人にポストが変わっているかもしれないのです。
いえ、確実にそういう時代がやってくるでしょう。
さらに、今の幼稚園生が就活生になる20年後には、その競争はさらに激しくなっていると私は予想しています。
その中で、どうすれば自分が活躍する場を作る(勝ち取る)ことが出来るのか?
その3つの「力」を、藤原氏はこのようにいっています。
基礎的人間力とは、「人柄力」。
情報処理能力とは、これまでのような正解を求める「勉強・基礎的学力」。
そして情報編集能力とは、正解がなく、自分で自分なりの答えや思いを「修正・編集」していく力。
この3つをバランスよく鍛えることが、10年後、仕事=自分の活躍する場をつくるのに必要なのだと。
私はこれまで、これほどまでに分かりやすく、簡潔な言葉にまとめられたものを見たことがなかったので(まさに、せかいくが考えるものと同じだということもありますが、)この3つの言葉には非常に感心しました。
この3つの中で、せかいくが特に育てていきたいのは基礎的学力と情報編集力。
この2つは、乳幼児期にしか土台をつくれないほど、とても重要なもの!
なぜなら、”どんな土台を築くか?”によって、これからの発展(伸びしろ)が決まってくるからです。
そのためには、ココロが震える本物体験をたっくさん経験しておくことが大切。
藤原氏もこのように述べています。
藤原氏も”10歳までは思い切り遊ばせる”ことが大切だと説いています。
それはやはり、情報編集力は遊びの中で土台・基盤がつくられていくから。
”遊びなんて・・・”と思うのは大間違い!
遊びにこそ、人間のすべてがつまっているのです。
そして、海外も経験させることも、情報編集力をつけるのに役立ちます。
思い通りにいかないこと、言葉が通じないことなど、様々な困難に立ち向かう経験が、ココロを成長させ、人間力をも育てるのです。
いかがでしたか?
せかいくは、10年後ではなく、今の幼稚園生が大人になる、20年先を見据えています。
20年後はいったいどんな世の中で、就活事情はどのようになっているのでしょう?
そこで求められるのはいったい何なのか?
そのためには、今の幼児期にどんなことをしておけばいいのか?
今は”グローバル”という言葉をキーワードに、英語、プログラミング、アクティブラーニング、早期教育・・・
本当に様々な教育アプローチがあります。
そして、それに振り回されてしまっている親たちのなんと多いことか・・・
せかいくでは、20年先のお子様の活躍を見据えて、一人ひとりの子どもたちに、その子専用の教育アプローチを行っています。
そして、親御さん自身が世間の流れに流されるのではなく、自分なりの教育の軸を見つける(つくる)お手伝いをしています。
子どもにどんな教育、環境を与えるのかは親、そして教育者次第。
”教育自分軸”をしっかり持って、子どもたちの背中を押せる大人であって欲しい。
それがせかいくの存在意義(ミッション)の1つでもあるのです。
子どもの可能性は無限大!
※今回の著書は、先日『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』を出版し、年間300冊以上の本を読むという生活を35年以上続けている大杉潤さんよりご紹介いただきました。
そちらにも素晴らしい書評がありますので、読んでみてください。
→大杉氏書評:「10年後、君に仕事はあるのか?」
そして、潤さんの本も入社3年目だけではなく、すべての人、親御さんにとっても価値のある1冊になっています。
そちらも合わせてオススメします!
→大杉氏出版書籍:『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』
Category 専門家コラム . 真のグローバル人の育て方 . 絵本・書籍紹介 2017.03.30