今年もやってきた、「保育園落ちた」という声。変えたいなら幼児教育者の働き方改革を!

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おはようございます。

乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。

今年も「保育園落ちた!」という声が多く上がっており、ニュースなどにも取り上げられています。

昨年も同じように話題になった、この問題。

”保育士の給与を上げる”など、国会でも対策が練られていましたが、一向に改善される気配が感じられないと思うのは私だけでしょうか?

今日は幼稚園教諭、インターナショナルスクールの保育士として働いてきた経験から、”この問題を解決するためにはどうすればいいのか?”ということをお伝えします。

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単純に、受け皿が増えれば解決する。

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単純にいうと、この問題は受け皿、つまり、保育園の数が増えれば解決するものです。

保育園だけでなくとも、幼稚園が保育園の機能も兼ね備える、認定子ども園が増えれば解決しやすくなるのです。

しかし、その受け皿がなかなか増えない・・・

これは、もちろん保育園を新たに設立したくとも、立地や騒音問題などのご近所との調整が難しく、計画が進まないということもあるでしょう。

しかし、一番の問題は”人材の確保”です。

幼稚園教諭の実態とは・・・

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幼児教育者は、国会でも問題になった保育士のように、給与がとても低いこと、体力勝負であることや精神的にも辛い仕事であるなどという特徴があります。

そして、月から金まで、平日は休むことができません。

もちろん、有休をとることなどできません。

イベントや準備があると土日も働いています。(だいたい月に2回は出てます。)

家に帰っても、書類や工作の準備を持ち帰ってやっています。

毎日4、5時間のサービス残業は当たり前です。

夏休みや冬休みなどは、子どもがいなくても研修や書類作成、掃除や整理整頓、次の学期の準備などで出勤しています。

これはすべて、私が経験したことです。

一言でいうと、「自分の時間がない!」です。

よく、”半分ボランティアだと思って・・・”という言葉を研修などで聞くことがありましたが、私はそれに断固反対します。

私たちは『プロ』です。『仕事』として使命を持ってやっています。この仕事で生計を立てていこうとしているのです。

”ワークライフバランス”をやりたくてもなかなかできないのがこの業界です。

※こんなに色々言っていますが、本当にとても素晴らしい仕事なのですよ!

それに見合った価値を!と思っているのは本当ですが・・・笑

”ワークライフバランス”を幼児教育者にも!

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「ワークライフバランスができない・・・」

今、多様な働き方やワークライフバランスを重視する働き方をすることが注目されています。

人間にとって、ワークライフバランスを整えることはとても重要です。

それはもちろん、幼児教育者にとっても。

しかし、幼稚園や保育園に就職するとそれが難しい、いえ、限りなく不可能に近い。

そのイメージが強いからこそ、資格をもっていても、この道を選ばない方が多いのではないかと思います。

子どもを受け入れる受け皿を増やそうとするなら、幼児教育者にも多様な働き方、ワークライフバランスが整う環境を提供しなくては、この問題は解決しないと私は思います。

そして、幼児教育者の働く環境を知っているからこそ、せかいくでは幼児教育者を含めたすべての人が自分らしく、楽しんで多様な働き方、ワークライフバランスを整えて生きていける人生のサポートをしていきます。

子ども&幼児教育者の可能性は無限大!

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2017.03.23

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