おはようございます。
乳幼児期からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
昨日は1つのことに集中しきれない”のんびりさん”が”テキパキさん”に変身するためには、『終わりを見せる』ということが必要だという話でした。
※過去記事:「支度するのに時間がかかる!そんな子がテキパキさんに変身するには・・・?」
今日は「子どもに”終わりを見せる”とはどういうことなのか?」という具体的な方法をお教えします!
目次
子どもに終わりを見せる=わかってもらうには、「今、何をすればいいのか?(するべきか?)」ということを明確にしてあげればいいのです。
そのためには絵カードが一番!
例えば、朝の支度なら・・・
「着替える→顔を洗う→朝ごはん→歯を磨く→幼稚園!」
というような5工程を絵にして見せればいいのです。
すると、子どもは”自分がいまどこにいて、何をすればいいのか、ゴールはどこか”がすぐに分かります。
更に、1つの工程を終えるごとにシールなどを貼るようにすると、ゲーム感覚で楽しく取り組むことができますよ!
子どもは耳よりも目(視覚)でパッと入ってくる情報の方が優勢になることの方が多いです。
もし、何をすればいいのか分からなくなってしまっても、絵カードを見ればいいですし、親としても何度も同じことを言わなくても済むのでお互いストレスなく動くことができる点でも、絵カードは優れています。
ポイントは細かく工程を作るのではなく、大雑把に、多くても5くらいの工程にすることです。
あまり多すぎると子どもも疲れてしまいますので、様子を見ながら絵カードを減らしたり増やしたりしてみてくださいね。
宿題や勉強などに関しても、「これとこれでおしまいね。」と、終わりをしっかりと見せてあげましょう。
もう1つの方法としては、『タイミングよく声をかける』ということです。
子どもと一緒にいると、”その子がどんな時に他のことに興味がいってしまうか?”というタイミングを計れるようになってきます。
同時に、生活の中で、”ここでは他のところに意識がいってほしくないな・・・”というタイミングも。
そのタイミングを見極めて、声をかけたり、時には何気なく抱き寄せて、視界を興味の対象からさりげなく遮ってみたり。
これは、幼児教育者もよく使うテクニックです。
タイミングを見計らって声をかけることで、興味の対象に注意が向かないようにしたり、たとえ興味の対象が他のものに移ってしまっても、またすぐに目の前のことに集中することができるようになるのです。
タイミングを見つけるまではちょっと苦戦するかもしれませんが、絶対に”タイミング”は存在しますので、日ごろから子どもの様子をよく観察しながら、タイミングを計ってみてくださいね!
いかがでしたか?
2回にわたって、 ”のんびりさんをテキパキさんに変身させる方法”をお伝えしてきました。
最後は実際に、この方法を実践して下さっているLさんの感想をご紹介させていただきます。
「絵カードをはじめたその日から、スムーズに朝の支度ができるようになり、とっても驚いています!
余裕をもって登園することができるのが娘も嬉しいようで、以前よりも活発に、とても前向きになんでも取り組むようになりました。
娘のこんなに誇らしげな姿が見られるなんて・・・この変化に親の私が一番驚いています!
本当にありがとうございます!!」
子どもの可能性は無限大!