おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
みなさんは『オペア』という制度をご存知でしょうか?
これはアメリカが発祥の制度で、簡単に言えば「住み込みベビーシッター」のこと。
アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなど、海外ではメジャーな存在であるオペア。
”海外に住んでみたい”かつ、”子どもの面倒を見たい”という方や保育者を目指している方にはもちろん、”子どもを自分のライフスタイルに合わせて面倒を見てほしい!”という保護者にとってもとても助かる、双方に利益のある制度なのです!
今日は前回に引き続き、海外の子どもの夏休みの過ごし方に関連して(→「イタリアの夏休みは日本の倍!子どもたちの夏休みの預け先第1位は○○! 」)、また、お子さんの将来の選択肢の1つの候補として、『オペア』制度をご紹介します!
目次
オペアとは、
「海外にホームステイをし、そこに住んでいる子どものベビーシッター或いはナニーとして保育をしながら、ホストファミリーから報酬をもらって生活し、現地の学校(コミュニティ・カレッジ)などに通い他国のオペアと国際交流をしたり文化交流をすることの出来る留学プログラム」
のこと。日本ではまだまだ新しい留学プログラムの1つです。
国によっては”オーペア、マザーズヘルプ”とも呼ばれています。
ホストファミリーは主に富裕層になるので、オペア受け入れの制度は先進国で浸透しているケースが多くなります。
オペア発祥のアメリカでは、オペア留学プログラムは国務省が管轄しており、世界でも40ヶ国以上が展開しているのです!
アメリカでは、他国に比べてプログラムの制度がしっかりと確立されているのが特徴の1つのようです。
ここではアメリカのプログラムに参加する方法を簡単にご紹介します。
アメリカのプログラムに参加するには、米国政府認定のエージェントに登録する必要があります。
そのエージェントがJ-1(交流訪問者)ビザをスポンサーしているからです。
滞在期間は最短1年間、最長2年間となり、2年目は6、9、12ヶ月と選択する事が可能です。
登録するためには、英語の試験や面接、保育経験の有無などを問われます。
ただ、英語も保育経験もない方でもオペアにいくことができるようです。
気をつけたいのは「年齢」。
国によって参加できる年齢が決まっていますので、プログラムに参加したいという方は、年齢制限もチェックしましょう。
では、オペアを受け入れる親側のメリットとはなんでしょう?
それは・・・「なんといっても子どもを自宅で面倒見てもらえること!」
”保育園のようにお迎えに行かなくても良い、ベビーシッターをいちいち手配する必要もない”
など、共働きの両親にとってはありがたい面ばかりだと思います。
なにより、長期休みでも子どもの預け先を考えなくても良いですしね。
また、他国の人がくることで、「幼少期から異文化に触れられる」というメリットもあります。
一緒に住むことで自然に価値観が広がっていくのは、グローバルに活躍するための視点からもとても良いことですよね!
一見、「子どもの面倒を見ることができれば、家も給料もあって、一般の留学プログラムよりも安くすむためメリットだらけ!」と感じるオペアプログラムですが、実はデメリットもあるのです。
それが、「想像と現実のギャップ。」
実際には渡航前に言われていた条件や待遇と違ったり、オペアをする先の家族と合わなかったりして精神的にストレスに陥ることもあるのだとか。
どんなことでもメリットとデメリットはつきもの。
もし、お子さんが「オペアに参加したい!」と言った時には、総合的にきちんと検討したうえで、参加をするかどうか決めてみてくださいね!
子どもの可能性は無限大!