おはようございます。
乳幼児からココロが震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子をプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、「外国語の習得には、母国語の語彙力を高めること!」とご紹介しました。(→「外国語の習得には、子どもの語彙力を高めるべし!今からできる、3つのポイントとは?」)
これを見て、「じゃあ小さい頃は外国語に触れさせない方がいいの?」「やっぱり、早いうちから始めるといいのでは?」という疑問・質問をたくさんいただきましたので、今日はこのご質問にお応えします。
※今回は、日本で英語学習をすることを前提にお伝えします。
目次
『やりかた次第!』
”何それ!”と思われた方もいるかもしれませんね。
なぜこのようなことを伝えるのかというと、子どもの特性を考えると納得していただけるのでは?と思います。
基本的に人間は、楽しくないことは続けられません。興味も湧きません。集中力なんて保てないのです。
大人でもそうなのですから、様々なことに好奇心のもつ子どもならなおさら。
楽しくないことを無理やりやらせても、身に付くことなんてありません。
むしろそれがきっかけで、”英語や外国語を嫌いになってしまう”ということも・・・
だからこそ私は、母国語の語彙力が高まらないうちから、英語を「しゃべらせよう」とする学習や環境はおすすめしません。
ちょっと日本語を話しただけで、「English Please!」と言われる環境は、子どもにとってストレスになりやすい環境だからです。
考えてみて下さい。
もし、私たち大人が「巨人」の世界にいきなり入れられたら。
周りは自分より何倍も大きい「巨人」ばかり。環境も言葉もわからず、唯一わかる言葉で話しかけようものなら、わけのわからない言葉で何か強く言われている、怒られている、何もわかってもらえない・・・
こんな世界、怖くないですか?
子どもたちにとって初めての集団生活は、こんな世界なのです。
※巨人=教師や保育者のことです。私も背が高いので、子どもたちにとっては立派な巨人だなぁ・・・と感じています。
子どもたちは、乳幼児期に様々なことを学びます。その中でも重要なのが、コミュニケーション能力。
・自分の気持ちを伝えること
・相手の意見を聞くこと
・意見が対立した時、どのように解決していくのか話し合うこと
・「じゃあ○○したらいいんじゃない?△△しようよ!でも✖✖の方がすてきだよ!」
・「○○が△△したからいやだったんだ、✖✖してほしかったんだよ」
・・・などなど。これらのコミュニケーションを、3歳のお子さんがスムーズに出来るでしょうか?
母国語でも難しいですよね。
子どもたちはこれらのコミュニケーションを、幼稚園・保育園という場で幼児教育のプロの手をかりながら、3~6年かけて育てていくのです。
しかし!そこで母国語をしゃべらせてもらえないと、言いたいことを上手く伝えられないストレスが溜まります。
また、母国語でのコミュニケーションにおいても、どのような言葉を使えばいいのかわからなくなってしまい、なかなかコミュニケーション能力が育たない・・・ということも十分にあり得るのです。
※もちろん、”海外の現地校に行く”という場合にはまた状況も違ってきます。
私が英語やその他の言語学習にぜひおすすめしたいのが・・・『英語絵本』!
しかし、ただ英語の絵本を与えればいいわけではなく、選び方や楽しみ方にもポイントがあります。
そのポイントとは・・・?
また明日のお楽しみ!
子どもの可能性は無限大!