おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今日は今話題の腸内フローラや腸内環境のお話。
子どもにはそんなことは必要ないと思うかもしれませんが、実は子どもの頃の腸内環境こそ大切だったのです!
目次
そんな子どもの腸内環境、実は分娩の時に決まっているってご存知でしたか?
もちろん、その後の食生活などで腸内環境は変化していきますが、お母さんの腸内環境が生まれたばかりの子どもにうつることがあるのです!
それは、自然分娩の時には、産道にいる細菌が赤ちゃんの口から腸に入ったり、お母さんのウンチに接触したりすることがあるから。
するとすぐに、赤ちゃんの腸内細菌も変化してしまい、その人の一生の腸内環境を決定付けることに繋がるのです。
つまり、”母親の腸内で悪玉菌が優勢であれば、生まれた子は、悪玉優勢の腸内環境になる可能性が高い”ということ。
私たちは、生まれ落ちた瞬間に感染した腸内細菌に、左右される傾向があったのです!
現在、腸内フローラや腸内環境に関心が集まっていることを考えても、現代人は様々な腸トラブルを抱えているのかもしれません。
その1つの要因としては、日本人は欧米人に比べて腸が約2mも長く、欧米式の高タンパク質の食事は消化に時間がかかるために、体に毒素をため込んでしまうということがあげられます。
悪玉菌が多いと、便秘や下痢といった症状だけではなく、アレルギーやアトピー、花粉症などの症状を重くしてしまうことにも繋がります。
そのままにしておくと、自分が苦しいだけではなく、将来子どもが欲しいと思った時にも悩むことになるかもしれません。
将来、どのような食生活を送るかによって、腸内の環境は変わり、腸内細菌も変化していきます。
子どもにとっては食生活もさることながら、十分に体を動かしてたっぷり汗をかくくらい、元気に遊ぶことも腸内環境を元気にしてくれる大切な要因です。
しかし、のちのちの腸内環境の変化にも増して、”最初にどのような菌を大腸にもつか”という、最初の手持ちの菌によって、腸内環境の一生が左右されていくと言っても過言ではないのです。
生まれた子どもにいい菌を引き継ぎ、その菌が将来育つためにも、妊娠・出産時期の母親の腸内環境は非常に大切になってくると言えるのです。
「あなたは今の腸内環境、ウンチを子どもに引き継ぐことができますか?」
こんなことも視野に入れながら、子どもはもちろん、自分の腸内環境にも目を向けていきましょう!