おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
先日、アメリカでスマホ型の銃が販売されるという驚きの情報を目にしました。
アメリカは誰もが知る銃社会。
今日は世界の文化ともいえる、銃社会について考えていきます。
目次
アメリカでは銃を『使用するのに年齢制限はない』ということはご存知でしたか?
購入する時には年齢制限があるのですが、使用するのに制限はないのです。
そのため、子どもでも銃を使用することが出来ます。
極端に言えば、赤ちゃんでも銃を持って打つことができるのです。
子ども用の銃もあり、1万円くらいでの購入が可能なため、とても人気なのだとか。
使用するのに年齢制限がないなんて恐ろしいですよね。
使用が制限されていない、アメリカ。
そのため、子どもが間違って発砲してしまい、家族を傷つけてしまう事件が何件も起きています。
兄弟で遊んでいて発砲してしまい、どちらかが亡くなってしまうという痛ましい事件も多く起きています。
年間、銃による死亡者は約3万人以上にも上り、テロや交通事故で亡くなる方よりも多いとされています。
また、子どもによる誤作動での事故も増え続けています。
そんな中、発売されるのは”スマホ型の銃”。
本当にスマホにそっくりで、カメラやイヤホンジャックなども、精工に作られています。
発売元は、”銃を携帯していると知られないように持ち歩けるものを”というテーマをもとに作ったようですが、これにはアメリカ本土でも反対の声が上がっています。
・警官に間違えて撃たれる可能性がある
・警官が間違えて発砲した時の言い訳に使われる
・子どもが銃だと思わずに手にする恐れがある
・見分けられない
などなど、身近なスマホが銃になるということで、危険を多くはらんでいることがよくわかります。
(それでも発売されてしまうということに驚きです。)
もし、子どもがおもちゃと勘違いして発砲してしまったら・・・考えるだけで恐ろしいです。
自分の身を守るために、銃を携帯することが許されているアメリカ。
もちろん、州によっては厳しい規制があるところもありますが、国全体として規制を厳しくしようとしても、議員の過半数は銃の規制に反対するという結果に・・・
また、それが当たり前として育ってきた方々にとって、銃を携帯することはまさに、スマホを携帯するのと同じ感覚のようです。
ちょっとそこまでの外出でも・・・
・何かあったら困るから持っていこう
・何かあったら家族を守れない
・(持っていくことに驚くと)なぜ持っていかないのか?
という心理になるようです。
我々日本人にとってはなかなか理解できない感覚ではありますが、これもまさに”文化”として根付いてしまっているのですね。
すぐには難しいかもしれませんが、いつか銃がなくても安心して過ごせる社会になっていくことを願います。