おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
昨日は学校給食の取り組みから学ぶ、「家庭でもマネできる4つの食育の知恵」Point 1、2をご紹介しました。
(→「学校給食から食育を学ぶ~家庭でもマネできる4つの食育の知恵!~」)
今日はPoint 3、4についてご紹介したいと思います!
目次
子どもはどうしても、苦手なものは食べにくいですよね。
せっかくわからないように混ぜても、目ざとく見つけてしまう・・・なんてことも。
そんな時は、組み合わせと味付けに工夫をしてみましょう!
その組み合わせとは・・・苦手なもの×好きなもの+好きな味付け!
例えば、ガパオ。これは大人にも人気がありますが、子どもにも人気があるメニューなのです!
なぜなら、子どもたちの大好きな鶏肉がたくさん入っているから。
もちろん、苦手なピーマンなども入っていますが、鶏肉に比べれば量も少なく、細かく刻まれるため、苦手なものの味がしなくなるのです。
それよりも味のおいしさが際立つ!そのため、子どもたちはパクパク食べてくれるという仕組み。
苦手なものと好きなものを組み合わせても、苦手なものの味が分かってしまうと子どもたちは途端に食べなくなってしまうもの。
組み合わせだけではなく、味付けも、子どもたちが好きなものにしてみましょう!
Point 3でも出てきた苦手なものに対する取り組み方。
Point 4では、段階を踏むことも大切だというお話です。
例えば、子どもたちが苦手とする”魚”。
学校給食甲子園で優勝経験もある、カリスマ栄養士がいる学校では、まず1学期に、子どもでも比較的食べやすいサーモンを使ったシチューを作るなどして、味に慣れさせるのだそうです。
2学期には白身魚を甘辛く味付けしたものを。そして3学期にはししゃものカレー香味揚げを給食に出す。
このように、苦手なもの×好きな味付けも忘れず、段階を踏んで献立にしていくことで、食材そのものを食べられるようになるのです。
いかがでしたか?
どれもそれほど難しくなく、すぐに家庭でも実践できそうなものばかりですよね。
これらの4つのPoint以外にも、パンは総菜パンにして飽きさせない、外国のメニューを取り入れて興味を引くなどのことも教えてくれたカリスマ栄養士。
世界には満足に食べることのできない子どもたちも大勢おり、残飯が多く出てしまうのは実に悲しいことです。
今日から早速、家庭にもこの4つのPointを取り入れて、残飯0を目指しましょう!