おはようございます。
乳幼児から心が震える本物体験を提供し、『真にグローバルに活躍する子どもをプロデュースする専門家』、ワールドkidsプロデューサーのMasamiです。
今日は私の職場でも卒園式があります。
あっという間の園生活・・・様々な思い出がよみがえります。
そんな今日は海外の卒園式の様子をご紹介!
日本の幼稚園ではなかなか見られませんが、海外の園などでよく見られる卒園式・卒業式のガウンと帽子についてご紹介します。
目次
さて、まずは卒業式の日程から。
日本では”4月はじまりの3月終わり”が一般的なため、もちろん3月が卒業式ですが、海外では9月はじまりの(だいたい)6月終わりが基本です。(7,8月は夏休みのところが多い)
そのため、5月・6月が卒業式のシーズンになります。
5・6月だと日本では新学期がスタートしたばかりなので、ちょっぴり違和感を感じますね。
そんな卒業式に欠かせないのが、”アカデミックガウン(Cap and Gownとも呼ばれる)”と呼ばれる、おなじみの青や紺のガウンと、”タッセルつきの帽子”です。
これは、ヨーロッパから伝わったもので、公式の行事や学会などにも用いられます。
大学によっては学位によって色や形が違うものもあるようです。
そして、ガウンと共に着用する帽子。
特徴的な帽子ですが、その帽子についている『タッセル』という紐(↓)のようなもの、実はきちんと意味があるのです!
タッセルは、卒業前は右、卒業後(卒業証書を受け取り、式典終了後)は左とつける位置が決まっています。
なぜこのように付け替えるのかというと・・・
『タッセルが右から左へ移動されると言う事は、”人生のあるステージを超えた”と言う事で、新しいステージに向かう準備が出来たと言う事の象徴』
だからです。
素敵ですよね!
※ちなみに、よくテレビや映画で卒業式後に帽子を一斉に投げる姿が見られますが、あれは必ず行うものではないようです。
アナポリス海軍士官学校というところで行われていたハット・トスが発祥となっているようですが、やるかやらないかは、個人によるようです。
いかがでしたか?
慣れ親しんだ環境を離れるのは寂しいものですが、タッセルに込められた意味のように、新しいステージに向かう準備が出来た証拠です。
今後また新しいステージでも自信をもって活躍できるよう、子どもたちを見守っていきましょうね!