世界は広い!異文化プチ体験びっくり編:「え?子どもってたためるの?」

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今日は職場でのびっくり体験をご紹介!

それは子どもたちがスモッグを脱いだところから始まりました・・・

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「きちんとたたんでね~!」にびっくり!?

絵の具を使う工作を終えた年長の子どもたち。

次々に自分でスモッグを脱いでいきます。

そこですかさず私が「きちんとたたんでしまってね」と伝えると、カナダ人の先生から

「え!?子どもってたためるの!?」

という発言が・・・

私:「たためるよ?もう6歳だし」

と答えたところ、返ってきた答えは・・・

「本当!?カナダではだれもやらないよ!」

・・・「え!?本当!?」

今度はこちらがびっくりしてしまいました。

話によると、カナダでは服を脱いでも”きちんとたたんでしまう”ということは教えられないのだそう。

幼稚園ではもちろん、中学生や高校生になってもそれを教えられることはないのだそうです。

カナダでも体育の授業などでは体操着に着替えることがあるそうなのですが、その時はどうするのかというと・・・

私:「じゃあ脱いだ服はどうするの?」

カナダ人先生:「そのままバックにいれるんだよ!」

私:「裏返しになってても?」

カナダ人先生:「そうだよ!」

私:(なるほど。)

こんな小さな習慣ですが、国によって違うものだなぁと感じました。

そして同時にきちんと整理整頓をすることや服をたたむなどということは、小さい頃からの習慣がいかに大切かということを実感しました。

「すごい!ぼくよりたたむの上手だよ!」

そんな話をしながら、たたまれたスモッグを見たとき、「本当だ!ぼくより上手だよ~!」といっていたおちゃめなカナダ人先生。

もちろん、カナダ全体がそうかはわかりませんが、”服を買った時も店員さんは袋に突っ込むだけ”と言っていたことから、”たたむ習慣はあまりないのかも・・・”と感じました。

日本の整理整頓の習慣やきちんと靴を揃える、服をたたんでしまうなどということは小さいころから教えられてきているからこそ出来ていることで、一朝一夕では身に付かないものなのだなと感じました。

小さいことですが、異文化プチ体験が出来た出来事となりました♪

 

 

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム 2016.03.04

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