エジプト展で考えさせられた、○○ということ


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皆さんは歴史はお好きですか?

私は詳しくはないくせに、歴史が好きで、1月3日まで六本木ヒルズの森タワーで開催されていた、『国立カイロ博物館所蔵 黄金のファラオと大ピラミッド展』に先日行ってきました。

なかなか行く機会がなく、ぎりぎりになってようやく行くことが出来て、大満足でした!

そこで、考えさせられるものがありましたので、今日はそのことをご紹介したいと思います。

ファラオ以外にも、特別な地位の人がいた!

古代エジプトでは、宗教色がとても強かったといいます。

太陽神ラーをはじめとする様々な神々を崇めながら生活をしていたのです。

もちろん、神様の化身(のちに息子という認識になる)であるファラオ(王)は一番偉い存在として君臨していたわけですが・・・

実はもう一つ、特別な地位の人たちがいました。

それが「小人症」と呼ばれる人々です。

小人症とは・・・

成長ホルモンの分泌不全が原因で起こる、低身長をきたす様々な疾患があることを指す。

現在では、身長が著しい低身長で、なおかつ本人(場合によっては家族)の希望があるか、もしくは重大な疾患を合併しているなど、治療対象となる場合に、初めて小人症という病名がつき、治療が必要な低身長として扱われる。

小人症は神々の仕業!

この小人症、古代からあったということにも驚きですが、エジプトのファラオたちは、”これらは神々の仕業”と考えて、小人症の人々に特別な地位を与えました。

それは、ファラオの大切な所有物を管理する役目だったり、宴で楽しませる役目だったりと様々ですが、少し見た目が違うからと差別することなく、きちんとした地位を与えていたのです。

発掘された小人症の方の像からも、その様子が伺えます。

小人症以外の症状があった方が、どのような生活を送っていたのかはうかがい知ることはできませんでしたが、もしかしたら、古代のエジプトでは、すべて”神々の仕業”と考えられて、なにかしら特別な地位に就かせたのかもしれませんね。

古代エジプトには奴隷というものがおらず、ピラミッドはすべて十分な食料と休息と共に農民が作ったという事実からも、この時代は私たちは考えているよりも、平等な社会が築かれていたのかもしれませんね。

現代ではどうか?

では、現代では”差別”というものはなくなっているのでしょうか?

残念ですが、まだまだ差別はなくなっていません。

小人症の方への差別は現代でもみられているのが現状です。

少し見た目が違うからと言って差別をする・・・こんなことがあっていいのでしょうか?

世界には様々な国、民族、考え方があります。

これからを生きていく子どもたちに、私たち大人が差別の目を向けていれば、子どもたちが物事を平等な目線で見ることは難しいでしょう。

私は差別というのは、1つの要因として、自分と違うことへの恐れからくるものだと思っています。

自分と違うことを恐れず受け入れる勇気が今、必要なのだと感じます。

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴12年以上。
これまで4,000人以上の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム 2016.01.05

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