これは横浜にある公立小学校のお話です。
この小学校では外国籍がルーツの子どもたちが大勢います。
そのため、先日行われた運動会では少し変わった光景が見られたようです。
その光景とは・・・
目次
運動会がスタートするとき、児童があいさつをしますよね。
この小学校では、そのあいさつを各国の言葉で行ったそうです!
ラオス、タイ、カンボジア・・・など、日本語以外の言葉でのあいさつ。
なかなか見られる光景ではないですよね。
しかし、子どもたちや見にきている日本籍の保護者にとっては、異文化を身近に感じられるとても良い時間だったのではないかと思います。
もちろん、競技内容は日本の小学校と変わりはありません。
綱引きや、リレー、玉入れなど、外国籍の保護者にとっても、日本の文化を体験する良い機会であったろうと思います。
昼食では様々な国の料理が見られたようですよ!
この小学校のある地域では、団地の看板も様々な国の言葉で注意書きが書いてあります。
団地に住む方の4人に1人は外国人という環境。
まるで外国にいるような環境ですよね!
ここでは自然に外国の方・外国語と触れ合える環境があります。
運動会での場面でも分かるように、小学校でも外国語・異文化に触れる機会があります。
個人ではなかなか難しいですが、学校や地域全体でこのような機会があると、価値観が広がり、異文化への興味が広がると思います。
また、残念ながら外国籍の子どもたちが”いじめの対象”になってしまうこともあるのが現在の日本。
しかし、幼い頃からこのような環境があると、外国籍の子どもたちへの偏見がなくなり、いじめの対象になるというような悲しいこともなくなると思います。
乳幼児期・学童期には価値観がぐんと広がる時期です。
たくさんの人たち・文化と関わることで、価値観は大きく広がってきますので、ぜひ、この時期にたくさんの”出会い”を体験させてあげて下さいね。