4月の入園式からあっという間に7月になり、今日が終業式というところも多いのではないでしょうか。
今週末は台風の影響があるようですが、子どもたちにとっては待ちに待った夏休みが始まりますね。
夏はプールに海に川に・・・楽しいことがたくさんですが、水に関するもので過ごすことが多くなりますよね。
そして悲しいことに、毎年水の事故で亡くなる方がいらっしゃいます。
楽しい夏になるように、水の事故について十分に理解して過ごしましょう!
目次
これは、7~8月の2か月間のみの数字です。まさに、夏休み中。この期間に約120人前後の子どもが事故にあっていると考えると、決して他人ごとではないと感じますよね。
ちなみに、大人も含めると毎年この期間に約600件(人)前後の事故が起こっています。
保護者の方も、十分に気を付けて下さいね!
気になるその○○とは・・・なんと「川」。
”え!?海じゃないの!?”
と思われる方もいるかと思いますが、以外にも、海ではなく川なのです。
自然にも触れられ、BBQと川遊びなどを一気に楽しめるのも魅力的な川。
海と違ってそんなに深さもないし、子どもを遊ばせていても安心・・・と思っていませんか?
ですが、ちょっと待って!何度も言いますが、
実は子どもの事故の多くは川で起こっているのです!
事故が起こる場所は、全体では「海」なのですが、子どもだけの場合は「川」が半数以上を占めています。
ではなぜ、川での事故が多いのでしょうか?
私が考える川での事故の原因は・・・
「油断」なのではないでしょうか?
この言葉が正しいかどうかはわかりませんが、私たちにとって一番身近なのが川ですよね。
近所の川で遊ぶ機会なども多いと、ついつい、
”いつも行ってるから・・・” ”子どもだけでも大丈夫” ”浅い川だから・・・”
などと思ってしまいがちです。
また、遠出をした場合でも、川の底が見えると、”これくらいなら大丈夫”と感じてしまうのではないでしょうか?
それらの気持ちが、子どもが事故にあってしまう原因ではないかと思います。
また、川は海やプールと違い、ライフセーバーがいないため、大事故に発展しやすくなります。
子どもが川で遊ぶ時には、絶対に目を離さないようにしましょう。
更に、子どもだけでは遊ばせない、前日・当日の天気に注意する、川の水かさ、濁り具合などということにも気を配りましょう。
いかがでしたか?
身近な川だからこそ、安心もあるし、危険もある・・・
このように捉えていただけるといいかなと思います。
でも、気を付けていたとしても、実際に事故が起きてしまった時にはどうすればいいのか?
明日はそんな時のための対応、あらかじめ常備しておくとても便利なものなどを、ご紹介致します。
Category 専門家コラム 2015.07.17