さて、先日の七夕にはみなさん、何をお願いしましたか?
残念ながら、天の川は見ることが難しかったですが、親子で素敵なひと時を楽しんだのではないでしょうか?
私の園でも、子どもはもちろん、先生たちも浴衣をきて、七夕の行事を行いました!
久しぶりの浴衣にワクワクした私です。
子どもたちは実に様々な浴衣を着て登園し、園内がとてもカラフル(!?)でした。
そんな中、私が驚いたことが2つありましたので、今日はその驚きをご紹介します。
目次
さて、最近ほとんど浴衣を着ていなかったのでわからなかったのですが…
子どもの浴衣は実に便利に進化していることに気がつきました。
私がまだ子どもだった頃、浴衣は大人版をそのまま小さくしただけのものしかありませんでした。
動きすぎると崩れてしまうなどということもよくありました。
が、しかし…今の子ども用浴衣には様々なタイプがあるのです!
動きやすいように裾が短くなり、広がっているもの、もともとワンピースになっているものなどなど…
これは、草履ではなく、靴やサンダルにも合うように作られているのですね。(大人用でもありますね。)
一番「なるほど~」と思ったのは、上下が分かれていて、下はマキシ丈ワンピになっているもの!
上も羽織ると本物の(!?)浴衣のようになるので、脱ぐまでワンピースになっているとは気づきません。
これなら動きやすいし、崩れる心配もなく、とっても機能的だなと感じました。
さて、当日。外国人の着付けを手伝おうと思いきや・・・
なんと、自分たちで来ているではありませんか!
それも、帯も出来上がりのものではなく、自分で結んでいるのにさらに驚きました。
なぜ結べるのか尋ねたところ、「習ったから」とのこと。
日本のイメージと言えば、『着物』。
海外でも、着物や浴衣は有名で、”とても美しい!”と好評価なのです!
日本人では当たり前すぎて(?)興味があれど、着物の着付けを習おうという方はあまり多くないのかもしれませんが、日本に住んでいる外国人からすると、日本の文化を学ぶことは当たり前なのかもしれません。
浴衣だけではなく、日本人でも知らないようなことを知っている場合も多くあり、彼らの勉強熱心さには驚かされます。
それど同時に、世界に出ても、自国のことをきちんと伝えられるように、自国の文化を知ることはとても大切なのだなと改めて感じました。
自国を知ることが、アイデンティティにもつながるのですから・・・
せかいくでは、世界のことはもちろん、これから育つ子どもたち、送り出す親たちが、自信をもって世界に羽ばたいていけるよう、自国の文化を知る機会も大切にしています。
”日本で産まれ、住んでいても、いざ聞かれると返答に困る・・・”なんてことはありませんか?
世界に出た時に、自国のことを語れないと恥ずかしい思いをすることもあります。
ぜひ、積極的に自国の文化を知る機会を設けましょう!
せかいくでも、今後様々なイベントを予定していますので、お楽しみに(*^_^*)
Category 専門家コラム 2015.07.09