明日は父の日!これって世界共通?世界のパパが欲しいプレゼントNO.1とは!?

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みなさん、こんにちは。今日は久しぶりに天気が良くて気持ちいいですね!

さて、明日は父の日ですね。幼稚園や保育園でも、父の日にちなんでプレゼントを作ったり、行事を行ったりしたところが多かったのではないでしょうか?

私の園でも、昨日の保育参観中にマグカップを作成し、お父様たちにプレゼントをしました。

みなさんとても喜んで下さり、良い一日になりました(*^_^*)

そんな父の日。実は先月紹介した母の日と同様に、国によって日付が違うのです!

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父の日の始まりは?

1900年代当時、既に存在していた「母の日」に対して、「父の日」をつくってほしいという運動を起こしたのは、アメリカに住むジョン・ブルース・ドット夫人という女性です。

彼女の父であるウイリアム・ジャクソン・スマート氏は、妻の死後、6人の子ども達を男手ひとつで立派に育て上げました。

懸命に働き、自分たちを育ててくれた父・・・。そんな父の末娘であったドットは、父をたたえ、1909年に「父の日」を提唱しました。

彼女の尊敬する父の誕生日が6月であったため、6月の第3日曜日が「父の日」となったそうです。

とても素敵な由来ですね。ちなみに日本では1950年頃から広がり始め、一般的な行事となったのは1980年頃と、割と最近のことのようです。

世界の父の日はいつ?

それでは、いくつかの国の父の日を見てみましょう!

・アメリカ
「父の日」発祥の地、アメリカは当然、6月の第3日曜日が父の日です。

・イギリス
アメリカと同じく、6月の第3日曜日が父の日。プレゼントは、お父さんへの感謝の気持ちを綴ったメッセージカードを贈るのが一般的となっています。

・韓国
お隣の国、韓国では5月8日が「オボイナル」と呼ばれる父母の日。儒教観に基づく「親孝行」の考えが強い韓国人にとって、この日はとても特別な日です。両親へ花などを贈る習慣もある一方、お金や商品券を贈る人も多いとか。お父さんだけの日ではないのですね。

・台湾
8月8日が父の日。「88」を「パパ」と読むからだそうです。なんとも可愛らしいですね。

・オーストラリア
9月の第1日曜が父の日。家族でバーベキューなどアウトドアの遊びを楽しむことが多いようです。

・フィンランド
11月の第2日曜日が父の日。フィンランドに限らず、北欧の国々ではだいたいこの日が父の日となっています。

・イタリア
曜日に関係なく、3月19日が父の日。カトリックの国であるイタリアでは、イエス・キリストの養父であるサン・ジョゼッペの祝日(3月19日)が父の日だそうです。

・ドイツ
5月のキリスト昇天祭が父の日。日にちは毎年変わります。お父さんに感謝を表す日という以外にも、お父さんたちが友人同士で集まって楽しむ日でもあるそうです。

こうしてみると、ヨーロッパはキリスト教との関係で父の日が決められているようで、歴史が垣間見れて面白いですね!

何を贈る?父に贈るプレゼント

さて、お父さんに日ごろの感謝をするために、”何かものを贈りたい!”と思っている方も多いのではないでしょうか?

けれど何を贈ればいいのか迷う・・・なんてことも。また、”今からじゃ間に合わない!”

と思っている方も心配ご無用!

海外のお父さんに聞いたところによると、一番嬉しいプレゼントは・・・

『家族一緒に過ごすこと』

だそうです。

日本では照れくささもあって、物を贈って終わってしまいがちですが、家族一緒にいる時間を大切にする海外では、家族揃って食事をしたり、のんびりする時間を贈ることが一番のプレゼントなんだとか。

きっと日本のお父さんも同じことを思っているはず。

遠くにいてなかなか会えない時には電話だけでもしてあげると、とても喜んでくれると思います。

また、ドット夫人が父の日に父親の墓前に白いバラを供えたため、父の日にはバラの花を贈る、という説がアメリカにはあります。

(日本では父の日というと黄色のイメージがありますが、黄色はイギリスで「身を守るための色」だそうで、それが「愛する人の無事を願うもの」としてアメリカに渡り、父の日と結びついたのではないかとも言われています。)

母の日と違って父の日に花を贈るのは照れくさいかもしれませんが、明日の父の日にはバラの花束を持って、お父さんに会いに行ってみませんか?

それだけでお父さんにとっては最高のプレゼントです!

『おとうさんいつもありがとう!』

国によっては日付も過ごし方もさまざまな父の日。

しかし、”お父さんが主役の一日”というところは、どこの国でも同じです。

普段はなかなか言えない日ごろの想いを、自分なりのやり方で伝えてみてくださいね。そして、出来ることなら一緒に過ごして『家族の時間』をプレゼントしてあげましょう(*^_^*)
 

 

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 世界の文化 . 専門家コラム 2015.06.20

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