さて、昨日は大家族の子育て法の紹介から、大家族も実践している「子育てにとって大切な2つのこと」のうち一つを紹介しました。
それは、”子どもの自主性に任せる”ということでした。
では、もう一つの大切な要素は何かというと・・・
2.こども同士で躾ける
ということです。
これってどういうこと?かというと、一番上の子どもがお父さん、お母さんの代わりになるようにしっかり躾け、あとは子ども同士が年下の子の面倒を見たり、お互い助け合ったりするということです。
保育で言うと、「異年齢保育」というものです。
下の子は年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんをみて“あんな風になりたい”という憧れを持ちますので、チャレンジする場面も多く、出来ることが増えていきます。
一方、上の子は自分より小さい子にどのように接したらよいか学び、思いやりや優しさ、また、見本になることや責任感などが身に付きます。
また、家庭だと親の言うことは聞かないのに、兄弟に言われると話を聞くなどの姿が見られたことはありませんか?
年が近く、価値観が似ているからなのか、親よりも効き目があるという時もありますよね。(かくいう私も、そんな時あります。)
こども同士で躾をし合うというのは多くのメリットがあるのですね。
けれど、ここにもやはり、『親の(こどもを)信じる力』が大切です。
心配する気持ちやきっちりやってほしい気持ちがあるのはわかりますが、あまりにも親が出すぎてしまうと(例:荷物をすべて用意するなど)、子どもはやらなくてもいいものだと思い、いつまでたっても何も身に付きません。
意外と手を出さない、いい意味で適当(?)な親の方が、子どもはしっかりするものです。
そこには自分の子を信じる気持ちがあるのですから。
兄弟がいない方は、親がその代わりになってあげましょう。
わからないふりをしたり、出来ないふりをするだけで、子どもは「やってあげる!」という気持ちが出てきます。
時々は演技をしながら、子どもの“やりたい気持ち、出来るよ!”という気持ちを引き出してあげてくださいね(*´∀`)
そして、上手くいってもいかなくても、“ありがとう!良くできたね!”という感謝を忘れずに伝え、自信をもたせてあげてくださいね♡