さて、これから給食が始まるところもあると思いますが、みなさんは子どもの好き嫌いはどのように対応していますか?子どもの嫌いなもの第一位と言えば…野菜ですよね。
どうすれば食べてくれるのか?と味を変えたり、他の食材とミックスしたり…と悩みどころだと思います。
けれど実は、どんなに味を変えたところで無駄かもしれない!?事実がわかったのです!
それは、食べ物の好き嫌いを左右するのは、味覚ではなく、意外なものだったということ。
その意外なものとは…嗅覚!
人間は鼻をつまんで物を食べると味がよく分からないとは以前から言われてきたことですが、好き嫌いを左右するのも嗅覚だったなんて驚きです!
特定のものが嫌いな時には「味が嫌い」「触感が嫌い」と表現する私たちですが、そのどちらも鼻をつまんで食べてみると「平気」なのです。
つまり、私たちが“これが嫌い!”と認識しているものは、味や触感が嫌いなのではなく、『臭いが嫌い』なのです。
確かに、“臭いを嗅ぐと味を思い出す”ということは多々ありますよね。
と、いうことは子どもの好き嫌いも、“味”ではなく“臭い”に左右されているといっても過言ではありません。
どんなにごまかしても(?)嫌いなものだけ食べないという子は、嗅覚がとても敏感なのかもしれません。
今後はぜひ、味だけではなく、食材の臭いにも注目して、好き嫌いを克服するための工夫を施してみてはいかがでしょうか(*^^*)?