みなさん、こんにちは!
今日はイベント報告Vol.2として、どんな調味料を使ってビーフンとスープを作ったのか?ということ、また、今回講師を引き受けて下さった、台湾出身の管理栄養士、高橋 碧先生から得た栄養学の知識をほんの少しだけご紹介します。
まず、今回のイベントで私たちが使った調味料は・・・
塩・胡椒・醤油・料理酒のみです。(あ、しょうが・にんにくも少々使いました。)
ビーフンにも、スープにも、特別な中華調味料は使っていません。もちろん、コンソメも。
今回の講師の先生は、『とにかく体をキレイにするもの・体に優しく、良いものを口にすることの大切さを教えたい!』
という熱い思いをお持ちの方ですので、調味料にもこだわって作りました。料理酒も、添加物が入っていないものをチョイス。
添加物は調味料にも意外に多く使われているので注意が必要とのことでした。
これだけでは味がぼやけてしまうのでは・・・?と思われるかもしれませんが、そんなことはないのです。
なぜなら、野菜の甘みや旨味がたくさんでているから。特別なものを使わなくとも、これだけで、きちんと台湾料理が出来るのです。
料理酒はあさりを蒸し焼きにするのに利用。これであさりの旨味をきかせているので、調味料を減らすことが出来ます。
実際に食べてみると、本当に野菜の旨味、あさりの旨味などがでていてとてもおいしかったです!普段私たちがどれほど濃い味に慣れているのかわかります笑
おいしく、からだに優しい食べ方をするには、これらの調味料だけで十分なのですね。
今回のイベントの中で、先生がたくさんおっしゃっていたことは、
『体に良いものではなく、必要だと思うものを食べること』
でした。昨今、たくさんの情報が溢れている中で、テレビで「これが体に良い」と聞けば、その食材にみんなが飛びつくことがよくありますが、「その食材、本当に自分に、子どもに必要かな?」と考えることが大切なのだそうです。
確かに、人間一人ひとり顔が違うように、体が欲するものも違うのかもしれません。
ここでも、なんでも鵜呑みにするのではなく、きちんと考えることが大切なのですね。特に、子どもたちはまさにこれから、今食べた物で大きくなっていきます。
”おいしくて簡単に料理ができるから”と安易に様々な調味料を手にするのではなく、シンプルな調味料に戻ってみると、こころもからだも元気になりますよ(*^_^*)
※ちなみに先生によると、今話題のココナッツオイルにも苦言を呈していました。勉強になります!
次回は台湾出身のシンガーソングライター、洸美さんのライブの模様をお伝えします!
Category 世界の文化 2015.03.16