少子化対策のカギは”子どもが、家族が好き”かどうか。

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14日は選挙がありましたね。みなさんは投票に行かれたでしょうか?

先日、私は『少子高齢化が進む中、労働力をどう確保するのか?』という各党の政策について自分なりの解決策を書きました。

※詳しくは昨日の投稿(12/7執筆)『労働力をどう確保するのか?~保育だって仕事なんです!~』をご参照下さい。

その中で私は、保育者の待遇・給料を上げれば保育施設を簡単に増設することができ、少子化対策に繋がる!

と書いたのですが、これについてとっても面白い記事を見つけました。

こちらです。「保育環境を整えれば子どもを産むという大ウソ」↓

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この記事を読んで”ああ、自分は考えが甘かったんだな”と感じました。

もちろん、この記事に書いてある内容すべてを肯定する気はないし、日本の風潮を変えないと難しい問題だけれど、現場で働いているからこそ、”そうかも・・・”と共感せずにはいられませんでした。

毎日のお迎えはベビーシッターさんで、ご飯もお風呂も一緒にとらず、夜遅くに帰宅。子どもと接する時間はごくわずか・・・

というご家庭のなんと多いことか。

親御さんは仕事が楽しいからそれで良いのかも知れません。

でも、子どもたちは違います。ただでさえ少ないお母さん、お父さんと過ごす時間。子どもたちは必死に”嫌われないように”頑張っていることを、どのくらいの親御さんが理解しているでしょうか?

子どもたちは親が大好きです。だからこそ、一緒に過ごす時間の中で親に嫌われてしまうことが怖くて”必死に良い子を演じて”います。

だって、嫌われてしまったら更に自分と過ごす時間がなくなることを理解しているからです。

『うちの子は本当に手のかからない良い子なんです』

と、おっしゃる親御さん方、お子さんが保育園や幼稚園でどのような姿か、素直に受け入れることが出来ますか?

子どもにとって、

『良いところも悪いところも、どんな自分でも丸ごと受け入れてもらえる、ありのままの自分をわかってもらえる、世界で一番安心出来る居場所』

を作ってあげることは、必須です。

家でも外でも頑張っていたのでは、子どもは安心できません。いつか、その頑張りが爆発してしまうでしょう。

もちろん、働いているすべての親御さんがそうだというわけではありませんが、子どもと接する時間が長ければ長いほど、良い関係が築けるのは確かです。

お仕事を頑張っている、親御さん方にお願いです。

もう少し、子どもに向き合ってみませんか?

 

この記事を書いた人

関口真美
関口真美代表
世界×教育=せかいく代表。
元幼稚園の先生で、元インターナショナルスクールの先生。 幼児教育者歴16年以上。
これまで約2,000組の子ども達、保護者と関わってきた経験を持つ。

その中で、子どもの育て方に加え、これから来る予測出来ない時代に向けてどうすれば良いのか分からず、溢れる情報に振り回され、迷い、疲れてしまうご両親の相談に多数のってきたことから、

「よりお子様の特性・ご両親の想いに沿った、且つ、これからの社会を見据えた教育を提供したい」

と思い、
・我が子を”世界人”にするフルオーダーメイド教育コンサル(ペアレントトレーニング)
・旅を通してグローバルを学ぶ実践型グローバル教育(旅行同行)
・国際マナー講師
・セミナー、講演
を行っている。
※世界人=地球上どこでも堂々と活躍出来る人

『子どもが将来、地球上どこでも堂々と活躍出来るように、
まず、人間の土台となる幼少期をしっかり固める。』がモットー。

Category 専門家コラム 2014.12.16

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