新年度が始まり、「あれ?以外に泣かずに登園したな~」と思ったことはありませんか?
“泣かないで行ってくれてよかった!”と安心したのも束の間、しばらくすると急に…
「うわ~ん!」と泣き出す子どもたち。
「なんで??何か嫌なことがあったの??」と、親としては心配ですよね。
しかし、心配はご無用!これは、子どもが周りの環境を理解した証拠です。
最初は、大袈裟に言えば“よくわからないけど、まぁいっか”で過ごしていた子どもたち。
それがちょっと慣れてきて、園がどんなところか分かってくると、
“ハッ!ここにはママorパパがいない!おうちと違う!これが終わるまで帰れないー!”
ということに気付くのです。
そして、気付いた途端に「うわ~ん!」…
まだ先生や友達とも上手く関係を作れない時期なので、環境が変化した不安な気持ちをどのように整理したら良いのか分からず、環境の変化の違いを“泣く”ということで表現するのです。
もしこのような姿が見られたら、“嫌なことがあったの!?”と、必要以上に子どもにべったりになるよりは、“あぁ、周りの変化に気付けるようになったのね。”と成長を喜ぶつもりで気持ちを受け止めてあげましょう。
長くとも1ヶ月もすれば、元気に登園するようになります。(慣れたところでGWが始り、GW明けはまた泣いてしまうのですが…笑)
新年度は親も慣れるまでは辛抱の時期!と思って、子どもが笑顔で過ごせるように、背中を押してあげてくださいね。
ご協力、よろしくお願い致します!
Category 専門家コラム 2015.04.08