おはようございます。
世界を舞台にココロが震える本物体験を提供し、『子どもの真の才能を発掘する』、才能発掘ハンターMasamiです。
『イイコ症候群』という言葉を聞いたことはありますか?
これは文字通り、”良い子”を演じずにはいられない子どものこと。
ついつい、「良い子ね~」と良い子を無意識に求めてしまうと、子どもの可能性をつぶしてしまうことにつながるかもしれません。
イイコ症候群とは、
「常に親の顔色を見て過ごしてしまう」
ということです。
親が嬉しそうな顔をするのを見て、
・本当はやりたくないのに頑張ってやる
・本当はやりたいのにやらない
など、自分の気持ちを押し殺して親の期待に応えようとするのが特徴です。
もちろん子どもは親が大好きですので、親が喜んでくれることをやりたいと思うものですが、イイコ症候群の場合は純粋な気持ちから・・・というよりは、親や周囲からのプレッシャーと自分を愛して欲しいという気持ちが要因になっています。
イイコ症候群になると、自分の意思で動くこと、自分の感情を表すことがなくなるため、
・子どもらしい感情や行動をしなくなる
・一言で言えば「大人のような子」になり、目の輝きがなくなる
・自分が嬉しかったこと、楽しかったことなどが分からない
・自分の好きなことが分からない
・自分で考えられない、行動できない
というような弊害が現れてしまうのです。
「良い子」とはどんな子でしょうか。
おとなしい子?
言うことを聞く子?
勉強を自主的にやる子?
大人が言う「良い子」とは、往々にして「大人にとって都合が良い子」という意味なのです。
良い子を求めると、子どもの本来の可能性は”良い子の影”におされ、埋もれてしまいます。
大人になってからも自分の感情と向き合う術や、コントロールする術を知らずに感情が突然爆発してしまうこともあるのです。
これでは、どんなに習い事をさせても子どもの本来の可能性を伸ばすことはできません。
子どもの持つ可能性を伸ばすためには、世間一般で言う「良い子」に育てようとするのではなく、ありのままの子どもの姿を認めてあげることが、一番なのです。
あなたにとっての良い子像は、子どもにとっては大迷惑。
子ども本来の姿を認めて受け入れ、可能性を伸ばすために、大人も大きな器を持つことを心がけていきましょう!
それが、ストレスなく子育てをするコツでもありますよ!
子ども&あなたの可能性は無限大!
※子どものありのままを受け止める器を育てる!→真の才能発掘コンサルティング
Category ”真の”才能を発掘する方法 . 専門家コラム . 親と子のコミュニケーション 2018.06.22